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公開国:アメリカ
時 間:140分
監 督:リチャード・ドナー
出 演:ショーン・アスティン、ジョシュ・ブローリン、ジェフ・B・コーエン、コリー・フェルドマン、ケリー・グリーン、マーサ・プリンプトン、キー・ホイ・クァン、ジョン・マツザク、アン・ラムジー、ジョー・パントリアーノ、ロバート・ダヴィ 他
警察署から悪人フランシス・フラッテリーが脱獄し、母親と弟の車で逃走。警察とのカーチェイスと銃撃戦の末、見事に逃げ切ってしまう。その頃、13歳のマイキーと兄ブランドンの家に、いつも軽口ばかりのマウス、食いしん坊のチャンク、発明好きのデータら自ら“グーニーズ”と名乗る仲間たちが集まっていた。マイキーの家は、銀行への借金返済が滞り、一帯を買収してゴルフ場にしようとしていた銀行に立ち退きを迫られている。そしていよいよ、明日には家を出なくてはいけない状況だった。別れを惜しむ彼らが、立ち退く家の屋根裏部屋を探検してみると、古地図を発見。どうやら、海賊・片目のウィリーが隠した宝の地図らしい。宝を見つければ、借金が返済できて、引っ越す必要はなくなると考えたグーニーズは、地図が指し示す岬を目指すのだったか…というストーリー。
冒頭のフラッテーリ一家の逃走のシーン。敵も味方もすべて紹介するだけじゃなく、その特徴や性格までサラリと説明する巧みさ。まさにアドベンチャーらしい話の運び方で、問題→アプローチ→決断→突破→問題…のループが途切れることなく展開される。振り返って考えれば、伏線はベタベタなんだけど、テンポがいいから先回りさせない。
『リーサル・ウェポン』の直前のリチャード・ドナー作品。このテンポ良さこそ彼の真骨頂。
伏線で無駄なのは、ステファニーの眼鏡が壊れて何も見えないの…って部分だけ。見えなくて弟とキスしちゃうのはアンドレアのほうだし(そのときはしっかり見えてるし)、チグハグな演出。
子どもが冒険の楽しさを知り、大人は思い出し、ワクワクする作品。この、冒険活劇のすばらしさは、原案・製作総指揮のスピルバーグのおかげなのだが、なぜかこの頃のスピルバーグからは“日本嫌い”は滲み出ている気がするのだが、気のせいだろうか。
子供映画だと始めから無視されていたのか、映画賞とは無縁。でも、永遠の名作。トロイの描写のせいか、TV放送される機会は少ないのが残念。
#チャンク、一緒に暮らそうっていうけど、家族はイヤだと思うけどなぁ(笑)。
なぜかわからないが、夏の蒸す夜には最適な一本。すごく久々に観たけれど、とてもおもしろかったよ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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