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公開国:アメリカ
時 間:164分
監 督:クリストファー・ノーラン
出 演:クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、モーガン・フリーマン、マシュー・モディーン、アロン・モニ・アブトゥブール、ベン・メンデルソーン、バーン・ゴーマン、ジョシュ・スチュワート、ジュノー・テンプル、ジョン・ノーラン、ネスター・カーボネル、キリアン・マーフィ、リーアム・ニーソン、ジョシュ・ペンス、トム・コンティ、ウーリ・ガヴリエル、エイダン・ギレン、ブレット・カレン、ダニエル・サンジャタ、レジー・リー、クリス・エリス、デヴィッド・ダヤン・フィッシャー、ウィル・エステス、ブレント・ブリスコー、デズモンド・ハリントン、ロバート・ウィズダム、ロニー・ジーン・ブレヴィンズ、ウィリアム・ディヴェイン、ジョーイ・キング 他
コピー:伝説が、壮絶に、終わる。
トゥーフェイスこと検事ハービー・デントの罪を一身に被り、バットマンがゴッサム・シティから姿を消してから8年。ゴッサムは、貧富の差や汚職が蔓延しているが、デント法により組織犯罪が一掃されが、表面的には平和な社会となっていた。ブルース・ウェインは、エネルギー開発に携わりながら隠遁生活を送っいたが、ウェイン邸で開かれたチャリティパーティーのさなか、謎の女によって母の肩身の首飾りとブルースの指紋が盗み出されてしまう。盗み出した女はセリーナ・カイルという盗人だったが、その背後にラーズ・アル・グールに関わりのあった傭兵・ベインの姿が浮かび上がる。ベインに対抗すべくバットマンへの復帰を目指し始めるブルースだったが、彼に普通の生活を歩んで欲しい執事アルフレッドは、彼の元を去る決心をする。さらに、ベインによる証券取引所襲撃によって、ブルースは財産すらも失ってしまい…というストーリー。
前作『ダークナイト』の出来映えが、あまりに神レベルで、三部作としてきちんと締められるのか不安なるほどだったが、TVドラマを映画にまとめたんじゃないかと思えるほどのボリュームで補った感じ。ベインがラーズ・アル・グールの関係者だということで、間接的に渡辺謙の存在も思い出される。
プラスチック爆弾を流し込むの意味とか、よく考えると「は?」なんだけど、説得力だけはものすごくあるので、観客はなぎ倒される。映画はこれでいいのだ。もう、これくらいカオス状態にしないと、前作と同じクオリティににはならない。でも、2時間半超えでも全然苦にならないんだなぁ、これが。
敵がいっぱいでてくるが、仲間になりそうだったキャットも裏切るし、最期まで回り全部が敵だらけ。基本的に彼が守ろうとしているゴッサムの市民まで全部敵だからなぁ。味方であることは確かだけれど、アルフレッドは離れていくし、モーガンフリーマン演じるフォックス社長だって、絶対的に有能じゃないし。とにっかく孤独なヒーロ像が追求されているところが凄くよろしい。
アン・ハサウェイはどうかなぁ…とちょっと疑問符付きだったけど、蓋を開けたらどうしてどうして。以外に動きの激しいキャラクターもできるじゃないか。見事なツンデレ。でも、自分の過去を消したいがために、そこまでやるか?て感じで、自分が別人に成りすましたほうが早いような気がするけどね。設定上の唯一の穴は、そこくらいだ。
地下牢獄からの脱獄のくだりが、ただの“根性”話になっちゃってるのは、ご愛嬌。その子供がベインなのか? 子供が脱獄したときにはマスクしていないんだから、違うんじゃね? とか、その辺の仕掛けも悪くなかった。正義のヒーローの孤独像にもうまく繋がっている(いや、女運が悪いだけか?)。
ラスト20分のワクワクが止まらなかった。どう考えても、ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じる彼がアレになるんでしょ?と思って見続けたけどうはならなくて、「な~んだ」とすっかり忘却した後に、“本名”って~!!! スカしっぷりが最高。アルフレッドの夢も叶えて、めでたしめでたし。横にもさりげなくキャットがいて、たぶんルパンと不二子ちゃんみたいな関係なんだろうけど。
この三部作で終わらせないでおくれよ! そういう思いでいっぱいになった。今年観た作品の中で、一番ワクワクして、思わず「おもしれ~~!!」って叫んでしまった作品。超お薦め。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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