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公開国:アメリカ
時 間:88分
監 督:ロブ・ミンコフ
出 演:エディ・マーフィ、ジェニファー・ティリー、テレンス・スタンプ、ナサニエル・パーカー、マーシャ・トマソン 他
コピー:この館には、誰も知らない秘密があった──
夫婦で不動産業を営むジム・エヴァースは、家族を愛してはいるものの、ついつい仕事をやりすぎてしまい、妻サラや子供のメーガンとマイケルから白い目で見られている。さすがにまずいとおもったジムは、次の週末に、みんなで家族旅行に行こうと提案。みんな大喜び。しかし、旅行前日、妻サラのもとへ、大昔に建てられた大豪邸を処分したいという電話が入る。家族旅行のためにサラは断ろうとしたのだが、ジムは電話を奪って勝手に了承。旅行の途中でちょっと寄るだけと、サラと子供たちを言いくるめて屋敷に向かう。しかし、いざ屋敷に入ると、途端に周囲は大嵐に。仕方なく屋敷の主であるグレイシーの勧めで、一晩をその屋敷で過ごすことにするのだったが…というストーリー。
春も近づいてきて、久々にディズニーリゾートにでもいきたいなぁ…と思い、何となく鑑賞。ちなみに、ディズニーランドのアトラクションの内容は、屋敷に999人の幽霊がいて、訪れた客を1000人目に使用と狙っているという内容で(なんで狙っているのかは不明だけど(笑))、本作のストーリーとは全然別物。
まあ、それはそれとして、ストーリーはシンプルで子供も理解できるだけでなく大人の鑑賞にも十分に堪えうるレベルだし、CGやセットの質も非常に高く、良い出来映えだと思う。蜘蛛嫌いの子供がそれを克服したり、反抗期の娘が家族とのコミュニケーションを増やしていくという内容は、実に教科書的だといえる。
じゃあこの作品が、名作ファンタジー&コメディーとして、観続けられるような作品かといわれると首を傾げたくなる。なぜならばエディ・マーフィがよろしくない、この一点に尽きる。そんなに悪いか?と聞かれれば、まあエディ・マーフィはエディ・マーフィを全うしているだけ…ということになるのだが…、でも、やっぱり彼が悪い。
マシンガントークでさぞやテンポのいい作品だろうと思いきや、不思議なことに90分にも満たない作品なのに、もっと長く感じてしまう。彼のしゃべくりが、ストーリーのテンポとマッチしておらず、かえって全体の流れを阻害しているからだと考える。
別に黒人俳優である理由は、ストーリー上まったくなくて、プロモーション上、名のある俳優を置きたかっただけだとは思う。ここはあえてコメディ初挑戦の役者を配すなどしたほうが、効果的だったと思う。
まあ、それ以上に感想はない(笑)。ディズニーランドに行く前に、子供の気分を盛り上げさせるために観る作品。
#水晶のマダム・リオッタのおみやげとか無いんだろうか。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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