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公開年:2005年
公開国:アメリカ
時 間:93分
監 督:ウェイン・ビーチ
出 演:レイ・リオッタ、L.L.クール・J、メキー・ファイファー、ジョリーン・ブラロック、ガイ・トーリー、ジョリーン・ベレイクロック、テイ・ディグス、キウェテル・イジョフォー、ブルース・マッギル 他
コピー:誰も見破れない!
市長選出馬を目論む地方検事のフォード・コール。ある日彼は、恋人で地方検事補のノラが逮捕されたと連絡を受ける。彼女はレイプされそうになりやむを得ず相手を殺してしまったと正当防衛を主張していた。フォードはその主張の裏付けをとるために捜査を始めるが、そこにルーサーと名乗る男が現れ、事件は正当防衛などではなく、ノラにより計画された殺人だと訴えはじめる…というストーリー。
二転三転するストーリーは、レイ・リオッタ版“藪の中”って感じで、7割くらいまではものすごく引き込まれる。こりゃあ掘り出しものだと思ったが、終盤になってガタガタに。ここまで、終盤でダメになる作品はめずらしい。
物語というのは、最後に向かうにつれて、どんどん話を集約させて、謎を一少なくしていって、観客を集中させなければいけない。しかし、いつまでたっても話は集約させず、いつまでたっても謎を減らすどころか増やす始末。サイコパスのたわごとを延々と聞かされているような感じで、気分が悪くなってくる。
以下、ネタバレ。
ノラの正体、目的、なにがおこるのか、一番大事な話の焦点はこの辺にあるのだが、結局ノラの正体はわからない(ナレーションでわからないといっちゃう始末)。何をやりたかったのかもいまいちボヤけている(金儲け?それならもっと方法があるでしょ)。あの爆発も、どの程度効果があるのかさっぱりわからない(だって目的がぼんやりしてるんだから、意味があるのか効果があるのか、わかるはずがない)。
観ている側を混乱させようと策を弄してみたものの、ペラペラと騙すことが気持ちよくなっちゃって止まらなくなった感じ。やっぱり、サイコパスの行動だ、こりゃ。
『ユージュアルサスペクツ』と比較する人がいるけど、『ユージュアルサスペクツ』が好きな私としては、比べられることすら不快。こんな残念なシナリオは、なかなか無いと思う。駄作。お薦めしない。
吹き替え音声にも問題が。メイン級の男性声優の声質が似ていて、誰が喋っているのか判然としない場面が。わけがわからなくなる。もうちょと考えろ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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