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image1598.png公開年:2005年 
公開国:アメリカ
時 間:116分
監 督:ジャド・アパトー
出 演:スティーヴ・カレル、キャサリン・キーナー、ポール・ラッド、ロマニー・マルコ、セス・ローゲン、エリザベス・バンクス、レスリー・マン、ジェーン・リンチ、シェリー・マリル、カット・デニングス、ナンシー・ウォールズ、ジェリー・ベッドノブ、ミンディ・カリング、エリカ・ヴィッティナ・フィリップス、モー・コリンズ、ストーミー、ミキ・ミア、マリカ・ドミンスク、ジョナ・ヒル 他
受 賞:【2005年/第11回放送映画批評家協会賞】コメディ映画賞
コピー:遅くて何が悪い!

電気店で働くアンディは、フィギュアやゲームを愛し、自分の生活ペースを乱さない40歳の独身男。しかし、仕事仲間3人と遊んでいる最中に、自分が童貞であることを気づかれてしまう。3人はどうにかしてアンディに初体験をさせようと手をつくしはじめるが、まったく功を奏さない。そんな中、アンディは電気店の近くでネット競売の仕事をしているトリシュと知り合い、なんとかデートの約束をするのだが…というストーリー。

なんか身も蓋もないタイトルだけど、原題の直訳なんだよね。特に有名なキャストが出ているわけでもないし、一般ウケしそうな内容でもないから、ゲテ物作品だと思われてもいいからインパクトで勝負したってところだろうけど、結果からいうと失敗だと思う(逆の意味で)。
40歳の妖精男とか草食男とか、もうちょっと手に取るのが憚られないようなタイトルが良かったと思う。

もっと下品に展開するのかと思ったけれどそれほどでもなくて、どちらかといえば高尚なテーマのコメディだと思う。脇役のキャラもポンコツながらもイイ奴ばかりで、とても微笑ましい。『ファンボーイズ』と同じくらいの爽やかさすら感じる。
日本だと性的なテーマをこういう軽さで仕上げられないと思う。アメリカと日本の映画界の力の差を感じてしまうのは私だけか…。

ゲイかシリアルキラーと思われちゃうってのは、いかにもアメリカでおもしろい。毛深い、フィギュアだらけの部屋、会社のポジション、それなりに料理ができる…、掃除がヘタな以外はほぼ自分を見ているようでなんか変な感じだった。彼女ができないようには見えないな、一般のオタクのイメージとちょっと違うな、と感じる人もいるだろうけど、自分のポリシーを長年貫ける人って、案外こんなかんじだよね。

ラストのミュージカルシーンはよくわからんけど、まあ、わかりきったオチにするくらいなら、これもアリだろう。

年末、あんまり重いのが観たくなかったので、ちょうど良かった。軽くお薦め。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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