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公開年:1991年
公開国:アメリカ
時 間:108分
監 督:テリー・ギリアム
出 演:ロビン・ウィリアムズ、ジェフ・ブリッジス、マーセデス・ルール、アマンダ・プラマー、キャシー・ナジミー 他
受 賞:【1991年/第64回アカデミー賞】助演女優賞(マーセデス・ルール)
コピー:ふたりのドラマは、やさしくアナーキー
過激なトークで人気のDJのルーカスは、放送中での不用意な言動がもとで乱射事件を誘発し、今は転落人生。また、教授だったというヘンリーは、その乱射事件で妻を失い、過去を捨ててホームレスとなっていた。共に心に深い傷を負った二人は出会い、奇妙な友情で結ばれるが…というストーリー。
おそらく、何度かレンタルしたりTV放送を見たりで、4度目くらいの鑑賞と思われるが、半分以上、内容は忘れていた。
テリー・ギリアムのフィルモグラフィを眺めれば、精神世界を独特のセンスで映像表現してみたり、そうでなければ大人のファンタジーのような作品が多いのだが、本作においては、ロビン・ウィリアムズの幻覚に現れる、炎の騎士くらいなもの。そういう意味で、彼にしては“普通の作品”といえるかもしれない。
毎度のことでもうしわけないが、十字軍とか聖杯伝説とかアーサー王とか、ある程度の知識こそあれど、それに付随するワクワク感的なものがないので、いまいちピンと来ていない(本国の人たちは、もうちょっと別の何かを感じて、楽しめているのではないかと、ちょっと不安にはなるが、私の不勉強の致すところなのでしょうがない)。
物語の始めは、正常な人間と異常な人間に差があるように見せて、ストーリーが進むにつれて、その境界があいまいになっていき、最後は判然としなくなっていくのだが、ちょっとあからさまな主張に感じられ、私は好きではない。
残り20分まで散らかすだけ散らかして、あとはどうやってまとめるか、、という所が評価のしどころなのだが、決してスカっとした締め方でもないし、ウマい!という仕掛けでもなく、なんとなく必然性がよくわからない方法で終わらせてしまった感じ。テリー・ギリアムらしくないハッピー・エンド作品という人もいるようだが、私にはハッピーエンドには見えないんだよな(わざとそのあたりをぼんやりさせようとしているのかもしれない)。
あくまで私の好みとして言わせていただくが、テリー・ギリアム作品としてみれば物足りない。それを忘れたとしても、凡作とは言わないが、ピリっとしない作品。
#裸で公園で踊るのは、なんとなく気持ち良さげだけどね
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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