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公開国:フランス
時 間:86分
監 督:リュック・ジャケ
出 演:ロマーヌ・ボーランジェ、シャルル・ベルリング、ジュール・シトリュク、石田ひかり、大沢たかお 他
受 賞:【2005年/第78回アカデミー賞】ドキュメンタリー長編賞(リュック・ジャケ)
【2005年/第11回放送映画批評家協会賞】ドキュメンタリー賞
【2005年/第31回セザール賞】音響賞(Laurent Quaglio、Gerard Lamps)
コピー:生命を継ぐ物語
また必ず会える 氷に囲まれた南極の、あたたかな愛の物語
冬を迎える南極大陸。皇帝ペンギンたちは、営巣地オアモックへ向け、100キロもの距離を歩み始める。目的地に辿り着き無事産卵したペンギンの夫婦たち。やがて、母ペンギンは卵を父ペンギンに託し、エサを求めて再び海へ。父ペンギンは仲間同士で寄り添い、極寒とブリザードに晒されながら4ヶ月も絶食状態で卵を守り、エサを待ち続ける…という内容。
ドキュメンタリーなので、これまで取り上げた映画とは、趣が違うが、結構こういうのは嫌いではない。実は、ちょくちょく見ている。
映像の美しさもさることながら、とにかく「よく撮ったねぇ。がんばったねぇ」の一言である。数々の受賞・ノミネートはその苦労に応えてのものといってよいだろう。が、逆にそういう苦労している様子が頭をよぎるということは、カメラのいる空間として認識してしまっているわけで、ペンギンの姿に純粋に集中できていないということでもある。すごい映像が裏目に出てしまっているのが、ちょっと悲しい。
加えて、興醒めする要素が一つ。ナレーションがよろしくない。(私は日本語吹き替えでみたが、)ある時は、ペンギンの感情を代弁するかと思えば、ある時は、ペンギンの生態を客観的に説明したりする。こんな内容のナレーションなら無いほうがまし。せっかくの映像が台無しである。ナレーションにもうすこし工夫さえあれば、もうちょっとは楽しめたかもしれない。(これなら、ジオグラフィックチャンネルのほうが見ていたほうが楽しめたかも)。
ということで、半分近く、うつらうつらしなから観ることになってしまった。よほどペンギンがお好きなら観るとよいが、そうでもなければ、見る必要はないかもしれない。
#ただ、フランスが、『ミクロコスモス』とか、こういうドキュメンタリー映画をコンスタントに製作していることについては、そういう作品をつくる土壌があるという点において、高く評価したい。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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