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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:158分
監 督:ローランド・エメリッヒ
出 演:ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、オリヴァー・プラット、タンディ・ニュートン、ダニー・グローヴァー、ウディ・ハレルソン、モーガン・リリー、ジョン・ビリングスレイ、ジョージ・シーガル、ジミ・ミストリー、パトリック・ボーショー、アガム・ダーシ、ヨハン・アーブ、トーマス・マッカーシー 他
受 賞:【2009年/第15回放送映画批評家協会賞】視覚効果賞
コピー:2012年12月21日 マヤの予言通り、世界は終わる──。
ロスの売れない作家ジャクソンは、別れた妻と暮らす子供たちとイエローストーン公園にキャンプにいく。彼はそこで怪しげな男チャーリーから、“地球の滅亡”の事実を各国政府が隠し、密かに巨大船を製造して一部の人間だけを乗せて脱出する計画であると聞かされる。しかし、その後ロサンゼルスを巨大地震が襲ったのを皮切りに、大津波や大噴火など、あらゆる天変地異が世界中で発生、次々と地球を呑み込んでいき、彼の言ったことが事実であると悟る。ジャクソンはケイトと子供たちを守るため、必死の避難をしながら巨大船のありかを目指すが…というストーリー。
あのトンネル内で車の事故をおこしたりとか、そういう悪ノリが散見されるんだけど、そこに目くじらをたてても仕方が無い。文化の継承が必要だからって目ぼしい美術品を集約するとは思えないんだけど…とか、あちこちでヘンテコ部分がいっぱいで、シナリオも薄っぺらなんだけど、それも気にする必要はないこういう終末論的な作品には、説教臭いメッセージが付き物だけど、本作にはそれが有るようで無い。全部オトボケ。中国でなら巨大船を作ってもバレないよ…なんて、未だに竹のカーテンは健在っていうメッセージなのかもしれないけど、テーブルジョーク感覚。アメリカ大統領まわりのエピソードだってシリアスなようで、どこかに小馬鹿にしてる臭いがするし。要するに、シリアスなメッセージは皆無で、そういうのは全部オマケでなのだ。
ホラ話なんだから徹底的にホラを突き通すという姿勢。とことんホラを突き通すためのCGがとにかくお見事で、現在でき得る限りのCG映像技術を放り込んでる感じ。ディズニーランドのキャプテンEO的とか、ジョイポリにあるアトラクションとか、その一種だと思ってみるべし。油断して観てると足に力入るよ。ははは。
私は、早々に、頭を空っぽにしようと決めた。空っぽにしないと付き合いきれない。同じアホなら踊らにゃソンソン。だって、本作の中でも、ラマ師が頭を空っぽにしろって言ってるでしょ(笑)。そういうノリの映画。
でも、ニュートリノ検出装置は、スーパーカミオカンデを使ってほしかったし、劇中に出てくる日本人どう見ても日本人に見えないし、エメリッヒはあいかわらず日本に気を使っていないことはわかった。というか、使ってるつもりで使えていないっていうほうが正しいかな。『GODZILLA』のエメリッヒだものね。彼の頭の中の日本は、いまだに『ベスト・キッド』のミヤギさんの家のイメージだものな。それにしても、ここまでパニック・ムービーばかり作り続ける彼って、ちょっと異常に思えるけどね。
とにかくこのアトラクションには乗ってみるべし。お薦めする。休日の前日にどうぞ。子供がみてもたぶんOK(ワタシ的にはPG-12な気がするけど、実際はGなので)。
#子供は殺しちゃだめだけど、ばーさんは遠慮なく殺していいのね(笑)。あと、韓国とか、船にのせてもらっていない国の人たちって、どういう心境で、この映画観てるのかしら…。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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