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公開年:2004年
公開国:アメリカ
時 間:136分
監 督:ギャヴィン・オコナー
出 演:カート・ラッセル パトリシア・クラークソン ノア・エメリッヒ ショーン・マッキャン 他
受 賞:【2008年/第24回インディペンデント・スピリット賞】監督賞(トーマス・マッカーシー)
1979年、翌年のレークプラシッドでの冬季オリンピックを控えたアイスホッケーアメリカ代表は、大学ホッケーコーチのブルックスを代表監督に任命。召集されたメンバーは大学生だったが、それでも彼は、世界最強のソビエトをはじめとする強豪国を倒し、金メダル奪取することを決意。周囲から無謀と思われながらも厳しい指導でチームをまとめ上げていく…というストーリー。
B級キング、カート・ラッセル。彼の出る作品を観るのは久々かも。なんで、あんなおもしろヘアなのかしら(笑)。エンドロールの後に本人の映像が出てくるんだけど、あんな髪型じゃないんだけどなぁ。
時代背景も結末もアメリカ人なら周知なのかもしれないけれど、私はよく知らずに観た。まあ、内容はディズニーお得意のスポーツドラマでベタベタな内容だけど、こういうのはやっぱり面白く観れる。
でも、本作は日本未公開。おもしろいのになんで?と思うかもしれないけど、わからないでもないかな。あくまでアメリカ目線だし、どこかで同じようなものを見た感じも否めないし、実話だからオチも調べればわかるだろうし。アメリカ人なら、「あの感動をもう一度」的な感じで楽しめるんだろうけど、さすがに外国人はその目線になれないし。
それに、彼らの偉業はわかるんだけど、努力で敵国を打ちのめしたっていう内容でしょ。冷戦時代のまっただなかで、スポーツといえども政治問題の影響が色濃い時代。今も民族間の紛争は耐えない状況は同じで、やっつけてイエィ!っていう内容は、時代が必要としているニーズとズレてるような。というか、愛国者法の制定から、やはり行き過ぎなので制限しようというアメリカ国内の動きの中で、このテーマをディズニーが扱うのってすごく違和感がある。こんな政治的なメッセージが濃く見える作品ってディズニーらしくないよね。なんなんだろう、この作品。
まあ、それはそれとして、別の視点で(というか、ディズニーはこっちのメッセージを発信したかったのかな…と思っているんだけど)。
代表チームって、往々にしてスター選手を集めて満足しちゃう傾向があるけど、チームスポーツの場合は、代表監督が目的に従って召集するべきで、そのためにはスター選手が排除される場合もある…という部分は、学ぶべきかな。その点は強く同意する。そういう監督の強い方向性を理解することも、楽しみの一つなんだけど、今はないよね(特にサッカー日本代表とか)。そこで、一番関心したのって、エンドロールの内容だったりする。金メダルをとった選手たちが、今は市井の人っていう部分。チームスポーツってこういうものだよっていう、リアルなメッセージかも。
あまり深く考えないで、たまにスポ根ものでも…っていう気分のときにはお薦め。及第点以上ではあるので、安心して観てほしい。
#ただ、スタッフ側にいるのにネガティブなことばっかり言ってるヤツが出てくるのだが、そいつをガツンを痛い目にあわせてくれなかったので、なんかすっきりしないんだけどね。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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