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公開年:2013年
公開国:日本
時 間:105分
監 督:福田雄一
出 演:鈴木亮平、清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、佐藤二朗、池田成志、塚本高史、岡田義徳、大東駿介、片瀬那奈 他
コピー:愛子ちゃん、どうか俺の闘う姿を見ないで欲しい。
紅游高校拳法部員の色丞狂介は、刑事だった父親と、ドSの女王様の母親の間に生まれた青年。ある日、同じクラスに転校してきた姫野愛子に一目惚れ。彼女が拳法部のマネージャーになるというので、小躍りして帰宅していると、銀行強盗の現場に遭遇。なんと愛子がその人質になっているではないか。愛子を救おうと銀行の裏口から侵入した狂介は、はずみでパンティを被ってしまう。すると、両親から受け継いだDNAが覚醒し、潜在能力が極限まで解放された超人“変態仮面”に変身するのだった。見事強盗を撃退した狂介だったが、その後も、変態仮面として街の悪人を退治していき、話題の的になっていく。愛子は助けてもらった変態仮面に好意を持つようになるが、狂介は正体を明かすことができずに、もどかしい思いをすることに。そんな中、空手部主将の大金玉男が、学校の土地に眠っている埋蔵金を狙って学校を制圧しようと刺客を送り込んでくる。拳法部にも攻撃の手が及んでくるのだったが…というストーリー。
大晦日に何を観てるんだ?と言われそうだが、いつもレンタル中でなかなか借りられないくらい人気で、やっと鑑賞。
週刊少年ジャンプで連載していた当時、読んでいたけど、まさかこんな形で映画化されるとはね。よく考えると、昨日の『脳男』と同じく“正義の狂人”。好みの設定なのだ。
単に、パンツをクロスして肩までねじりあげて、顔にパンティを被るだけというシンプルなスタイル。それなのに、ここまで原作どおりに再現できているのがスゴい。漫画では“にじり、にじり”などと独特に擬音で表現されていた動きが、見事に表現できており、コレジャナイ感が皆無なのだ。
映像表現の面でも、衝撃波の表現が地味に良い。漫画原作だから…という安易な演出ではなく、実に作風にマッチした効果を生んでおり、なかなかのセンスを感じる。これだけくだらないのに、興醒めさせないのは、こういう細かい部分の処理の力が多きと感じる。
鈴木亮平の肉体美と演技が良いのはもちろんなのだが、本作の成功の半分は、安田顕のおかげだろう。まさにヤスケンしかこの役をやる人間なんかいないだろう!と思うのだが、だからといって気負うでもなく“やって当然”“普通の役と何が違うの?”と言わんがばかりの安定感。リアル変態としての“自然な演技”が炸裂である。
ラストは昨今の日本映画ではお約束状態のスカっとしないグダグダ対決に(もう、諦めるしかないのかな)。ここは軽く流すしかない。
清水富美加は、仮面ライダーフォーゼに出ていた子。そこそこの規模の事務所なんで、最後のパンツを脱ぐシーンはキャラ的にNGにすべきだったと思うんだけどな。
残念ながら家族はもちろん、友達と観るのもお薦めしない。一人でくだらねーっていいながら、ニヤニヤ観る作品だ。いつも借りられている理由がよくわかった。
#相変わらず片瀬那奈は、らりるれろの発音が不自由。これさえなければ、もっといい仕事が来てると思う。思い切りのいい縁起だっただけに残念。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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