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公開年:2006年
公開国:日本、アメリカ
時 間:112分
監 督:木崎文智
出 演:サミュエル・L.ジャクソン、ケリー・フー、ロン・パールマン、ジェフ・ベネット、セヴン・J・ブラム、S・スコット・ブロック、TC・カーソン、グレイ・デリスル、ジョン・ディマジオ、グレッグ・イーグルス、ジョン・カッサー、フィル・ラマール 他
コピー:すべては復讐フクシュウのため
公開年:2009年
公開国:日本、アメリカ
時 間:100分
監 督:木崎文智
出 演:サミュエル・L・ジャクソン、ルーシー・リュー、マーク・ハミル 他
前作で父の仇を遂げ、“一番”のハチマキを得たアフロサムライ。しかし、そんな彼の前に、倒したはずの兄弟子・仁之助と謎の女シヲが現われ、アフロへの復讐として闘いを挑んできた。さらに強化された仁之助の前に破れハチマキを奪われてしまうアフロだったが…というストーリー。
劇場公開ではなく、アメリカのケーブルTV局(なのかな?)で製作されたアニメ(前作は一応劇場公開もされたみたいだけど)。観ればわかるが、レイティングをかけて有料放送にもしない限り、普通には放送されることはない。仮にド深夜だとしても、今後、地上派放送される可能性は低い(日本ではWOWOWで放送されたらしいけど、放送できるギリギリの線かな…と)。まあ、いかにもタランティーノとかが好きそうで、漢字のタトゥーをいれちゃうような層にピンとくるジャパンテイスト具合だといえば、伝わるだろう。
前作から間が空いてしまったので、思い出せるのか疑問だったのだが、案の定、基本設定がさっぱり思い出せず。というか、“一番”“二番”の基本設定が、いきなり無視されていたので、なんか変じゃない?と思い、結局一作目から観直してしまった。せっかく昨日の『カントリー・ベアーズ』で心が癒されたのに、3分と空かずに血まみれシーンで、すっかり台無しである(笑)。
前作で一番のハチマキを勝ち取ったアフロが、権力を行使しなかったために混乱状態になったため…っていう設定なのはわかるんだけど、もうすこしディテールの説明が欲しかったかも。
アメリカ人は日本をこんな感じでみているのかなーっていう部分を逆手にとっていて、そういう着眼点はなかなか白眉だと思う。そして、前作の、プロモビデオみたいな若干うるさい演出は押さえ気味になっていて、シネマとしてのデキはよくなっている。私がアメリカ人だったら、本作を観て、「一度は日本に行きたい!」って思うかもしれない。日本のトラディショナルな要素をどれだけオシャレに興味深く挿入するかって点に、ものすごく注力していて、結果として成功している。
まあ、タランティーノ作品が許容範囲なら、本作も大丈夫だろう。そうじゃなきゃ避けたほうがいい。でも、こんなバイオレンス映画だけど、コリアでもチャイナでも無く、まぎれもなくニッポンだぜ!って言える作品で、東アジア十把一からげのハリウッド映画なんかより、ましなニッポンがそこにあると思う。
とはいえ、実写化の話があるようだが、6,7年前ならいざ知らず、いまさらこのノリの映画をつくっても、そうそうウケないだろう。と、日本の製作会社によるアニメだからこそ、味が出ていると思し、『キル・ビル』以上のものに仕上げられるか、そして受け入れられるかは、極めて微妙。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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