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公開国:日本
時 間:122分
監 督:真利子哲也、遠山智子、野原位、西野真伊
出 演:堺雅人、寺島しのぶ、柄本佑、板尾創路、団時朗、MINJI、深水元基、永井努、竹嶋康成、筒井真理子、塩見三省、塩谷瞬、大鷹明良、田村泰二郎、重松収、近藤良平、山本光二郎、佐藤江梨子 他
コピー:絶望は、なんて希望にあふれているんだろう
虐待されていた生い立ちから、神に救いを求めて宗教団体に所属する青年・河原崎。相手を破滅させるほどの額は盗まないという美学を持つ泥棒・黒澤。不倫相手のサッカー選手と、お互いの伴侶を殺す計画を立てているカウンセラーの京子。職を失い、街を彷徨う男・豊田。とある一日、そんな彼らにおこった出来事は、次第に絡み合っていき…というストーリー。
様々なキャラクター毎にエピソードが語られる。始めの画商のエピソードが不快なだけで掴みに失敗しているのに輪をかけて、続くエピソードがエグさ満開。一体、何を見せたいのか。世の中にある不快なものをこれでもかこれでもかと観せる。そんなコンセプトなのかな?と。知ってはいるが主役を張るような役者じゃない人ばかりで、観ていて不安になる。それも狙いか?
そう思っていたら、35分経過したあたりで堺雅人登場。団時朗や塩見三省には悪いが、堺雅人が出てきて正直ホッとした。打って変わって魅力のある泥棒さんのエピソード。
何か、義賊的な展開を見せるのかと思ったら、特に大きな展開もなく、寺島しのぶ演じるカウンセラーの話に。死体が増える展開の意味もわからないし、バラバラだった死体はなんだったのか?もわからない。わからないまま、寺島しのぶの発狂で終わる。そして、板尾創路のエピソードになるが、ますます、前のエピソードとは繋がりはない。
『パルプ・フィクション』のように、こんなバラバラなエピソードが、糸を撚るように繋がっていくに違いない…と信じて疑わなかった私は、“ラッシュライフ”ドーン!でエンドロールに突入してガク然とした。
後から考えれば、各エピソードは、犬やら銃やらで繋がってはいるんだけど、その繋がりに魅力も感じられないし、大体にして、それぞれのエピソードが同じ一日であることも、よくわからんし。
この監督さんたちは、東京芸大の学生さんで、企画から配給まで全部学生さんがやったとか。名だたる役者さんたちや伊坂幸太郎が主旨に賛同してくれたのはまあ良いとしても、結果的には役者の無駄遣いだったわ。
学生さんだろうがなんだろうが、観客からすりゃ、同じく金払って観てるんだから、大目にみる必要はないよな。同じように文句は言わせてもらう。いくら素人監督とはいえ、駄作にもほどがあるだろう。話のタネにでも観てみるか…ってノリで観たとしても時間の無駄。誰がどのエピソードをやったのはわからないけど、こんなデキじゃ、その後、仕事もらえないと思うよ。いくらなんでも。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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