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公開国:日本
時 間:119分
監 督:滝田洋二郎
出 演:市川染五郎、宮沢りえ、大倉孝二、皆川猿時、二反田雅澄、桑原和生、山田辰夫、螢雪次朗、樋口可南子、土屋久美子、韓英恵、山中陽子、鵜沢優子、関根あすか、半澤友美、沢尻エリカ、小日向文世、内藤剛志、渡部篤郎 他
コピー:恋をすると鬼になる――越えてはいけない愛の結界。
阿修羅目覚める時、逆しまの天空に不落の城浮かび、現し世は魔界に還る――
一見平和に見える江戸だったが、町のいたるとろに人を襲う“鬼”が蔓延っていた。人間側も手をこまねいているわけではなく、鬼と人間を見分け、鬼を滅ぼす力をもった能力を持つ“鬼御門”という組織が対抗していた。かつて、その鬼御門で“鬼殺し”の異名ととっていた病葉出門は、とある事件をきっかけに組織をやめ、今は中村座の四世鶴屋南北の元で舞台役者になっている。そんな彼はある日、安倍晴明殺害の下手人として鬼御門の副隊長・邪空に追われている渡り巫女つばきと出会い、一目で恋に落ちてしまうのだが…というストーリー。
内藤剛志と渡部篤郎はTVドラマなどのイメージが強すぎて、こういうファンタジーっぽい映画には不向き。出てくるだけで醒めてしまう。とはいえ、冒頭は、セットやメイクを含め映像的にはなかなか力が入っていて、『魔界転生』みたいなイメージで好感が持てた。しかし、褒めようかとおもったら、早々に馬脚を現す。
鶴屋南北がさりげなく喋る“鬼=ゾンビ”の設定。鬼が人間を噛んで増殖させるシーンもなければ、ゾンビ設定が活きているエピソードは、その後のストーリーの中で皆無。何の意味があったのか。
鬼や鬼殺し、鬼を抜けた主人公・出門と、謎の女性・つばきという複数の対立軸がある間は、そのカオス状態でなんとか愉しめるのだが、“阿修羅”の話に集約されていくと、ワクワク感が皆無になる。
ただでさえ、ファンタジーというかアニメちっくなノリを貫いていたのに、突然、不必要にリアルなセックスシーン。せめてそれがキレイなら許せなくも無いが、ぎょっとすっるほどガリガリな宮沢りえにドン引き。そのガリガリさんが、妙にリアルな喘ぎ声を続けるから、さらにドン引き。どういう演出やねん。
大体にして、阿修羅を復活させることにどういう意味があるのか、観ていてまったくピンとこないから、それがどれほど悪いことなのか…。人がいけない橋の向こうで、デカイ顔してるだけなら、どうってことなさそう。
その宮沢りえがラスボスなんだけど、まったくラスボス臭がしない。実際、劇中のどの殺陣やアクションよりもしょぼく。刀を持って、ふらふら歩いているだけに近い。他のシーンではCGなりなんなりを使っているんだけど、ラストで盛り上げる気ないのかよ。っていうか、途中から監督がやる気を失ったとしか思えないわ。
エンドロール前、鬼の子みたいなのが鶴屋南北についてるのだが、理由も方法も過程も一切わからんし。というか、鶴屋南北に狂言廻しをやらせようと思っていたんだろうけど、その役目は全然果たせていない。中途半端な出歯亀。失敗シナリオだよな。
でも、間違いなく一番のウィークポイントだと言い切れる点は、渡部篤郎の演技がポンコツすぎること。特に悪者ぶって凄んでいるシーンがまるで学芸会のよう。観ていてこっちが恥ずかしくなってくる。彼一人でこの映画を台無しにしているといっても言いすぎではない。
始めの15分まで以外は、完全な駄作。こんな作品をつくってしまった3年後に『おくりびと』を作るという、その挽回ぶりにはおどろくわ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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