[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公開国:日本
時 間:83分
監 督:金田治
出 演:石垣佑磨、大葉健二、森田涼花、永岡卓也、滝裕可里、西沢利明、穂花、三浦力、岩永洋昭 他
コピー: 蒸着せよ、銀の魂を継ぐ者よ――
銀河に危機が迫る時、宇宙刑事が立ち上がる
宇宙船“かなた”で火星探索に向かった宇宙飛行士の十文字撃と大熊遠矢が行方不明になる事件が発生。その1年後、宇宙物理学研究開発機構“SARD”が襲撃される。襲撃したのは、30年前に宇宙犯罪組織マクーを率いたドン・ホラーの残党。しかし、その危機に宇宙刑事が駆けつける。ギャバンに正体は、銀河連邦警察本部で訓練を重ね、二代目ギャバンとなった見習い宇宙刑事の十文字撃だった。マクーの残党たちの目的は、初代ギャバンによって倒されたドン・ホラーの復活。ドン・ホラーの復活は、全宇宙の危機を意味する。果たして撃は、宇宙の危機を救えるのか…というストーリー。
主題歌の歌詞がとにかく秀逸で、今聞いても燃える。
宇宙刑事ギャバンと言えば、『ロボコップ』の元ネタだと言われているけど、ギャバンって太ももの裏とか、ただの黒タイツなのがダサいなと、昔から思ってた。今回の制作側もそう思っていたのか、腿裏が写るショットが極めて少ない。あのね、私だったら、黒のプロテクターをデザインして新造するわ。「あれね、昔はタイツに見えてたけど、黒いだけだから!」って言うね。企画側のセンスがないよね。フィギュアも売れるのに。
内容は実にシンプル。もうネタバレしちゃってもいいレベルだと思うが、幼馴染がボスキャラですっていう、仮面ライダーBLACK的な昔からある展開。ありきたいだからつまらないかというとそういうこともなく、極めて堂々と往年の特撮作品をやり切っているイメージ。いかにも30周年という企画物らしく、半分は大きい子供が観にくるんだよね?という方向性が固まっている証拠だと思う。
シャリバンとシャイダーも、勿体つけて登場させるんじゃなく、同じ隊員として至極普通に登場。演者も過去の特撮作品で別のヒーローを演じていた人たち。シンケンイエロー森田涼花がシェリーだが、なんか微妙に太ってるが意図なのか否かは不明だが、それほどカワイイを前面に押し出していないことで、作風に違和感が無く極めて自然。
こういうのに往年のヒーローを出すと、取って付けたみたいな感じになるんだけど、大葉健二がしっかり動けているせいか、こちらも違和感がない。はじめ、石垣佑磨が主役って聞いて、どうかなぁ…と思ってたりしけど、特に悪くはない。とにかく全体的によく纏まっている印象。
金田治は、仮面ライダー作品を多く手がけているが、なんでこんなに当たり外れのムラが大きいのか。金田監督といえばアクションシーンが一つの売りなのだが、これも、いい作品と悪い作品がある。本作はどちらかといえば悪い。十文字撃がくるくるとCGでアクションするシーンは興ざめ。そう、金田監督のアクションはCGと相性が悪い。現在だと、予算の関係は「ワイヤーアクション>CG」なんだろうな。金田監督作品の良し悪しは、アクションシーンに予算を割けるかどうか。これがすべてのようだ。
話は逸れるが、二代目ギャバンのイメージカラー(というか初代との差別化)は青。日本の国民色って、昔は赤だったんだけど、ある時期から青に変わったなぁ(サッカーに日本代表ユニフォームが青になったころだろうか)。中国や韓国が赤を使うので別の色にしたってこともあるかもしれないけど、その頃に何か境目があったように思える。
まあまあの佳作。さすがに続編を映画にするのは無理かもしれないけど、TVスペシャルとかビデオ作品で続けて良いと思う。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |