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公開年:1983年
公開国:アメリカ
時 間:136分
監 督:リチャード・マーカンド
出 演:マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アンソニー・ダニエルズ、ビリー・ディー・ウィリアムズ、ピーター・メイヒュー、アレック・ギネス、フランク・オズ、デヴィッド・プラウズ、ケニー・ベイカー、ワーウィック・デイヴィス、イアン・マクディアミッド、セバスチャン・ショウ、ジェームズ・アール・ジョーンズ 他
受 賞:【1983年/第56回アカデミー賞】特別業績賞[視覚効果](Richard Edlund、Dennis Muren、Ken Ralston、Phil Tippett)
【1983年/第37回英国アカデミー賞】特殊視覚効果賞
ルーク一行はジャバ・ザ・ハットの宮殿に潜入し、炭素冷凍されたハン・ソロの救出に成功する。その後、修行を継続するために再び惑星ダゴバを訪れたルークは、死の床にあったヨーダから、ダース・ベイダーが父アナキン・スカイウォーカーであること、そしてレイアが妹であることを知らされる。一方、帝国軍は惑星エンドアの軌道上に第2デス・スター建造を進行中。その視察のために皇帝パルパティーンが訪れていることを知った反乱軍は、全勢力によるデス・スター攻撃を計画。同時に、ソロ、ルーク、レイア達は、デス・スターを保護しているシールド発生施設を破壊するために、惑星エンドアに降りる…というストーリー。
元の邦題が“復讐”だったわけだが、ジェダイに復讐という概念がないからとか、そういうこじつけはどうでもよい。単純に“Return”を復讐って訳するほうが、そりゃおかしいわけで、この変更は当然。
エピⅤからその傾向はあったけど、ルークが妙に落ち着いちゃって、あまり主人公然としていない。それに、ジャバのところ→ダゴバ→エンドア→皇帝のところ…と、あっちにいったりこっちにいったりで、ストーリー展開のために都合よく引き回されてる感じ。キャラクターとしては輝きが消えたといってもよいくらいに、生き生きしていない。
むしろ、やんちゃっぷりを相変わらず発揮してくれるソロが主人公っぽくって、感情移入した人が多いだろう。
映像テクニック的な面では、森林のバイクチェイスやクライマックスの戦闘機のドッグファイトなど、エピⅣ~Ⅵの中では一番力が入っていて、さすが!という感じではあるが、あとは終劇に向かって進むのみで、グイグイやればなんとかなるって感じも否めず、人間模様はおざなりになってるってところがある。ストーリー演出上のテクニックに長けた印象を感じない。
人間模様の無さが一番顕著なのは、最大のクライマックスであろう父と子の葛藤が薄く、表現しきれていないこと。皇帝との攻防も間一髪で形勢逆転って流れなんだけど、ベイダーが無表情なだけに、皇帝とルークの攻防を見ているベイダーはなんかシュール。あの無表情の面でありながら、彼の感情が伝わるような演出ができていないのが、どうもね…。頭の悪い犬みたいだよね(笑)。
修正版では、最後の焚き火の向こうに浮かぶアナキンが、若いころの姿に差し替えられているのが違和感バリバリなのだが、ジェダイだった最後の時点の姿ってことで、好意的に解釈しておこう。
それなら、ラストのジェダイの亡霊たちに、ウィンドウやクワイ・ガン・ジンなど、エピⅠ~Ⅲで死んだキャラを加えるのも面白かったかもしれないな。でも、ジェダイに加わったことで、嬉ションしそうなくらいのサミュエル・L・ジャクソンに、さらにサービスするのもしゃくではある。
ただ、よく考えると、エピⅢでできた帝国だけど、20年そこそこで滅びたってことになるよね。短命だね。前漢と後漢の間の新みたい。
お薦めするとかしないとかのレベルじゃなく、Ⅳ・Ⅴを観てⅥをみないなんてありえないでしょ。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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