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公開国:アメリカ
時 間:124分
監 督:リドリー・スコット
出 演:ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン、イドリス・エルバ、ガイ・ピアース、ローガン・マーシャル=グリーン、ショーン・ハリス、レイフ・スポール、イーモン・エリオット、ベネディクト・ウォン、ケイト・ディッキー、パトリック・ウィルソン 他
ノミネート:【2012年/第85回アカデミー賞】視覚効果賞(Martin Hill、Charley Henley、Trevor Wood、Richard Stammers)
【2012年/第66回英国アカデミー賞】特殊視覚効果賞(Paul Butterworth、Trevor Wood、Charley Henley、Richard Stammers)
【2012年/第18回放送映画批評家協会賞】SF/ホラー映画賞
コピー:人類は どこから 来たのか。
人類最大の謎、それは《人類の起源》
2089年。科学者のエリザベス・ショウは、地球の各地で発見された壁画に共通する図があることに着目し、これが地球外知的生命体からの“招待状”だという説を唱える。そして、エリザベス、その恋人ホロウェイ、女性監督官ヴィッカーズ、アンドロイドのデヴィッドら17名は巨大企業ウェイランド社が出資した宇宙船プロメテウス号に乗り、壁画の図が示している遥か彼方の惑星を目指す。2093年。長い人工冬眠から目覚めた彼らの前に目的の惑星が現れる。未踏の惑星に着陸し探査を開始すると、明らかに知的生物によて建造された遺跡を発見し、その奥に足を踏み入れる。しかし、地球のテクノノロジーでは理解できない出来事が次々と発生し…というストーリー。
冷凍睡眠、人間に寄生する生物、アンドロイド…いくら監督がリドリー・スコットだからって、そこまで『エイリアン』に似てちゃだめじゃね?と思って観ていたのだが、『エイリアン』の前日譚とのこと。それを知らないで観ていて、最後でぎょっとしてしまった。
でも、エイリアンの舞台は2122年らしいので、その約30年前の出来事ということか。よく考えたら“スペースジョッキー”ってやつ?エイリアンで出てたような気がするし、会社の名前だって“ウェイランド”で一緒だもんなぁ。でも、はじめから『エイリアン』と同一世界だと思って観ていたら、「ああ、これはアレにつなるんだな…」と、純粋に話を愉しむことができなかったと思う。前日譚であることを知らずに観ることができたのは非常にラッキーだったかも。
ビジュアル的にも、H・R・ギーガーの変態的なデザインをしっかり踏襲していて、非常に好み。“エンジニア”の真っ白マッチョな容貌もユニーク。雰囲気はばっちり。でも、宇宙船で使用されているテクノノロジーが『エイリアン』時代より格段に高いのが、気になる(まあ、次回作で文化的な劣化の理由については描写されるんでしょう)。シャーリズ・セロン演じるヴィッカーズのための医療システムが“男性用”って言うので、はぁ?となったんだけど、あれはあの爺さんのためのものなんだろうね。
でも、『エイリアン』世界の謎解きができたかというと、そうでもなくて、またまた、あれはどういう意味なのか…、『エイリアン』のあれとはどういう繋がりなのか…と、またまたマニアの話の種を増やしてくれたと思う。
冒頭の“創造主”がやったことはなんだったのか。地球を人間牧場とする計画の第一歩だったのか。そして、あの宇宙船の目的は本当に地球を滅ぼしにいくことだったのか。
最後まで“プロメテウス”が単なる船名なのか意味があるのかも不明。ただ、続編やる気マンマンなのはわかった!(笑)
#『エイリアン』の5作目を作るよりもこっちで良かったと思う。リドリー・スコットの判断は正しいと確信する。
ヨーロッパ版の『ミレニアム』シリーズのノオミ・ラパスが主演。『ミレニアム』の時から、どうもかわいげが無いというか、気持ち悪いというか、ユニークではあるんだけどあまり好きなタイプではないのだが、あまりフェミな感じだと本作の主役には合わないので適役ではある。でも、それ以上に吹き替えが剛力彩芽ってのがヒドい。こんな棒読みはないだろう。かなしいシーンもつらいシーンも全部同じ抑揚なんだぜ。『スノーホワイト』小雪、『ドミノ』の眞鍋かをりと、日本三大ポンコツ吹き替え女優に選定する。
あまり『エイリアン』を意識しないで観ることをお薦めする。私は非常に堪能した。剛力以外は。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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