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公開国:アメリカ
時 間:115分
監 督:スティーヴン・スピルバーグ
出 演:ディー・ウォーレス、ヘンリー・トーマス、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモア、ピーター・コヨーテ、K・C・マーテル、ショーン・フライ、トム・ハウエル、エリカ・エレニアック 他
受 賞:【1982年/第55回アカデミー賞】作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)、視覚効果賞(Kenneth F.Smith、デニス・ミューレン、カルロ・ランバルディ)、音響賞(Robert Knudson、Robert Glass、Don Digirolamo、Gene Cantamessa)、音響効果編集賞(ベン・バート、Charles L.Campbell)
【1982年/第17回全米批評家協会賞】監督賞(スティーヴン・スピルバーグ)
【1982年/第8回LA批評家協会賞】作品賞、監督賞(スティーヴン・スピルバーグ)
【1982年/第40回ゴールデン・グローブ】作品賞[ドラマ]、音楽賞(ジョン・ウィリアムズ)
【1982年/第36回英国アカデミー賞】作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)
【1994年/アメリカ国立フィルム登録簿】新規登録作品
【1982年/第25回ブルーリボン賞】外国作品賞
アメリカ。森の中に球形の宇宙船が着陸し、その中から宇宙人が降りてくる。彼らは、地球の動植物の調査にやってきたらしく、サンプルを採集している。しかし、宇宙船の飛来を察知した人間が、宇宙船に近づいてきていた。危険を察知した宇宙船は飛び去っていくが、宇宙船から離れてしまっていた一人が取り残されてしまう。一方、森に近い住宅街に住む少年エリオットは、兄マイケル達からの命令で、母親に内緒でピザの宅配を受け取りに外へ出ると、物置小屋で発せられた大きな音に驚く。みんなを呼び寄せるがそこには何もいない。しかし、深夜、エリオットはとうもろこし畑で宇宙人を目撃し…というストーリー。
今回鑑賞したのは、20周年アニバーサリー版とかいうやつ。実は、オリジナル自体もしっかり観たことはなく、ほぼ初見に近い。色々スピルバーグ自らの手で改変されているようだが、細かいところは言及しない。しかし、CGには結構違和感があった。というか、ヌルヌル動きすぎて、かえってリアル感が疎外されている感じ。SWのジャバザハットと同じだな(まあ、同じ技術だから同然か)。
そういう枝葉の話は置いておいて、この作品の何が一番スゴイかって、3歳児でも普通に鑑賞できるだけなく、普通に感動できるということである。迷子になった宇宙人を子供がヘルプし、すったもんだありーので帰還する…という非常にシンプルなストーリー。たったそれだけなのに、なんでここまでハートに熱いものがこみあげてくるのか。『グーニーズ』に通じる愉しさが、それ以上なのは間違いない。
E.T.とエリオットはたしかに友情で結ばれるんだろうけど、普通の友情とはちょっと違う。家族愛や隣人愛とも少し違うタイプの愛情。街でこまっている外国人を助けるんだけど、なかなかいいやつで、最後まで気にかけているうちに、得もいわれぬ感情が芽生える…、そんな感じに近いか?異邦人に対する打算のない援助。何かしてあげたいという純粋な気持ちこそ、人間が“社会”というものを気付く意味の根源だよね…と、そんなことに気付かされる。
単純な話なのに飽きないのは、色々な仕掛けがしてあるのも理由だろう。兄が車をいたずらしているところも伏線になってる。巧み。
ヨーダのシーンは有名。SWにE.T.の種族がチラリと出てくるし、本作でヨーダを同じ宇宙人だと思い助けを求めるということは、間接的に地球とSWの世界は同一世界だということになるよね。大人はニヤリとしちゃう。
でも、宇宙船の中のE.T.のお仲間は、何やら服らしき物を着ていたので、やっぱE.T.はつっ裸ってことになるな(笑)。裸で普段食べなれてないものを暴飲暴食したら、そりゃ死にかけますわ。
子供が幼稚園に入ったら、観せるべき作品だと思う。文句なしの名作。
#このころのドリュー・バリモアは天使だな。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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