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image1832.png公開年:2011年
公開国:アメリカ
時 間:110分
監 督:D・J・カルーソー
出 演:アレックス・ペティファー、ティモシー・オリファント、テリーサ・パーマー、ダイアナ・アグロン、カラン・マッコーリフ、ジェイク・アベル、ケヴィン・デュランド 他
コピー:ナンバー4、覚醒――その“力”に、集結せよ。


モドガリアンと呼ばれる異星人に侵略された惑星ロリアン。彼らに対抗するために産み落とされた9人の子供たちは、成長して超能力が覚醒するまで、ガーディアンの庇護の下、地球で育てられることに。しかし、成長する前にロリアンは滅亡してしまう。その後、モドリアンたちは9人の子供たちを追って地球にやってきて、ナンバー1から3まで3人を殺害する。追手の影を感じたナンバー4とガーディアンのヘンリーは、オハイオ州に非難。ナンバー4はジョン・スミスと名を変え高校生として静かに暮らすことに。彼は、サラという女の子と出会い恋に落ちるが、それと同時に、能力が覚醒を始める。そして、いよいよモドガリアンの魔の手が迫るが、ジョンは逃亡ではなく闘うことを選択し…というストーリー。

「中2か!」っていいたくなるようなレベルの設定で、いくらディズニーでも子供すぎやしないか?と心配したのだが、杞憂だった。いくら稚拙な設定でも、照れずに、奇を衒わずに、手を抜かずに、愚直に作れば良くまとまるのだな…と実に関心させられた。
なので、子供向けかというと、まったくそんなことはない。謎解き要素、アクション要素、ヒロイックファンタジー要素、SF要素と非常にバランスがよくて、飛び抜けたホメ所こそ無いが、素直に引き込まれる出来映えだ。

最近のディズニーのティーン向け作品ではお約束の青春&恋愛ネタ。まるで『トワイライト』のように展開するが、そこはディズニー。エグい恋愛にはならない安心っぷり。でも、充分に女性の鑑賞にも堪えるポイントは多いと思う。

9人の子供が宇宙人にとって危機的存在だから、殺しにきていると考えるのが自然なのだが、9人を次々殺して廻っているところを見ると、別に9人が揃わないとモドガリアンを倒せないというわけではなさそう。誰か一人でも脅威なのか?と思ったが、敵の宇宙人が欲しいものをナンバー4が持っているようなセリフも。じゃあ、ナンバー1~3のなんらかの能力も既にモドガリアンに奪われているのかしら。いずれにせよ、ナンバー4が持っていてモドガリアンが欲しい能力ってのが何かは、結局わからなかった。
いやいや、それ以前にナンバー4と6の能力も、詳細はよくわかんないし(まあ、守護者は両方とも死んじゃってるし、ナンバー4も6自身も自分のことは判っていないんだろうから、設定としても自然だな)。大体にして親が残した箱の正体なんか触れていないに等しいわ、UFOオタクのお父さんの件も、そういう人がいました以上の内容はない。とにかく、わかったようで判らないことが満載なのだが、これは、続編と作る気マンマンっていう顕れ。

でも、原作アリの作品みたいなので、闇雲に伏線の種だけバラ撒いているわけではないと思う。
続編想定で、尻切れトンボみたいな内容になっちゃってるんじゃない?と思う人もいるかもしれないが、そんなことはない。正直、『グリーン・ランタン』の3倍は愉しめた。是非、とっとと続編をつくっていただきたい。気軽に見れる快作。お薦め。



負けるな日本

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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