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公開国:アメリカ
時 間:127分
監 督:ルパート・サンダーズ
出 演:クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロン、クリス・ヘムズワース、サム・クラフリン、イアン・マクシェーン、ボブ・ホスキンス、レイ・ウィンストン、ニック・フロスト、トビー・ジョーンズ 他
コピー:“おとぎ話”は終わった。今、新たなる「白雪姫」伝説がはじまる!
この夏、世界は、初めて出会う。戦う白雪姫と――。
容姿も心も美しい王女スノーホワイトは、幼い頃に母を亡くす。父のマグナス王は、ラヴェンナという女性を新しい王妃に迎えるが、ヴェンナの正体は魔女。マグナス王は殺されてしまい国を乗っ取られてしまい、スノーホワイトは城の塔で幽閉されてしまう。それから7年。女王ラヴェンナは魔法の鏡にいつも問いかけていたが、成長したスノーホワイトが自分よりも美しい存在になることを聞かされる。そして、スノーホワイトの心臓を食べれば、永遠の美と若さを手に入れることが出来ると知った彼女は、彼女を殺そうとするが、闇の森へ逃げ込まれてしまう。女王は、森に詳しいハンターのエリックを雇い、スノーホワイトを追跡させるが、スノーホワイトと出会ったエリックは、女王が嘘をついていることを知り…というストーリー。
シャーリーズ・セロンは、魔法で美貌を保っているという設定なのだが、ノーメイクの写真をパパラッチされて、散々ババア呼ばわりされいるのを逆手に取ったともいえ、その開き直りは、ある意味すごい。メイク技術のおかげだとしても、相変わらずの美貌だし、威厳を感じる演技だと思う。それだけに、小雪の吹き替えのヘタさが残念すぎる。
残念というか単純にヘタクソ。トホホとかそういうレベルではなく、衝撃的なヘタさといってよい。シャーリーズ・セロンにマッチしていないだけでなく、根本的に声優としての力量がなさすぎ。学芸会レベルとはまさにこのこと。声を張り上げたセリフなんか、はずかしくて聞くに耐えなかった。威厳の無さは皆無。シャーリーズ・セロンに苦情を言われても言い返せないレベル。これが、最期まで続く苦痛。そして慣れることすらできないヘタさ。
冒頭、ナレーションで話が進むのも、ちょっと興醒めする。また、この世で一番美しいのは誰…それはスノー・ホワイトといわれても、クリステン・スチュワートがそれというのは、さすがにちょっと納得できない。『トワイライト』の一作目の時くらいならなんとか納得できるのだが…。見た目の美しさじゃなく、やさしさとか心の強さとかトータルバランスで1番なのよ…とか、うまいこと説明するしかないのだが、そこはうまく表現できていない。
ある意味、王子の口付けで目覚めるという展開がクライマックスだといえるのだが、シナリオ上、何やらうやむやに処理された感じ。そしてあれよあれよという間に、童話のはずなのに、いつのまにやら革命劇になってしまう。白雪姫のジャンヌ・ダルクをやらせるとは、『アリス・イン・ワンダーランド』と似た展開だ。スタッフが近いといってもテイストが一緒すぎる。
でも、白雪姫をアクション活劇として立派に仕立て上げている点は評価できると思う(というか、どうにでもしてくれと、観ている側もヤケクソな気分になる)。魔女も、『乱』の楓の方みたいに、実は復讐の鬼だったというのは面白いかも。
ハンターとか王子的な男の子とか、なんか男キャラは適当極まりない。七人の小人は別に小人じゃなくてよかったんじゃないかと思うくらいどうでもいい(いまいちワクワクしなかった)。
あまり真剣に振り返る気がおきないレベル。極めて凡作だと思う。
#途中のロード・オブ・ザ・リング的な展開には、苦笑い。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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