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公開国:イギリス
時 間:117分
監 督:ラッセル・マルケイ
出 演:クリストファー・ランバート、ショーン・コネリー、クランシー・ブラウン、ロクサーヌ・ハート、ビーティ・エドニー、アラン・ノース、シーラ・ギッシュ、ジョン・ポリト、ヒュー・クァーシー、クリストファー・マルコム、ピーター・ダイアモンド 他
1536年、スコットランド。コナー・マクロードが率いる高地の民“ハイランダー”は、黒い騎士“クルガン”が率いるフレイザー一族と戦う。コナーはその戦闘で死亡してしまうが、しばらくして蘇生する。村人たちはコナーが悪魔の力で蘇ったと考え、コナーを村から追放するのだった。その後コナーは、山奥に逃げ込み、そこでヘザーという女性と結婚し、幸せな生活を送る。5年経ったある日、コナーの前にスペインからやってきたラミレスという男が現れ、コナーも自分と同じく“不死の者”だと告げる。世界には複数の不死の者がおり、首をはねられない限り永遠の時を生きる存在で、かつてコナーを殺したクルガンもその一人だという。そして、未来のいつか“集合の時”が訪れたとき、不死の者たちは“究極の宝"を手にするため、最後の一人になるまで殺しあう運命にあると。その日から、コナーはラミレスから剣の手ほどきを受け、戦士として鍛え上げられていくが…というストーリー。
週刊少年ジャンプの匂いがする。剣を持った正邪の戦士が終結し争うという内容は、まるで『風魔の小次郎』の聖剣戦争編みたいだし、ラミレスとコナーの関係は、『ジョジョの奇妙な冒険』第二部のツェッペリとジョセフみたいだ。
ちなみに、『風魔の小次郎』の小次郎は、本作の製作年より前だけど、ジョジョの二部は本作より後(どっちがパクったとかパクってないとか、そういうことを言いたいわけではない)。
紀元前600年前に、マサムネという男が作った日本刀とか、いくらなんでもアホ設定すぎる~と思ったけど、後で、古美術に造詣の女性キャラが、「日本刀の歴史はせいぜい中世以降…」というセリフがある。判っていて、わざとトンデモ設定を放り込んでいるわけだ。そういうところも少年ジャンプ臭くていい(まるで民明書房だぜ)。
展開は、現代のニューヨークで“集合の時”に引き寄せられた戦士たちのバトルと、コナーを取り巻く女性たちの物語。そして、彼がこれまでどのように生きてきたのかを、交互に観せる。現代側だけだとかなり凡庸なのだが、この現在⇔過去の振幅が、なかなか味わい深い。第二次大戦で救った女の子のくだりは、もっと膨らませてもよかったと思うが、まあ、ロクサーヌとの兼ね合いもあるし、あんなもんだろう。
何故、音楽がクイーンなのか。なんでこんな所にショーン・コネリーを持ってくるか。それもエジプト人の役で。おもしろきゃそれでいいじゃないか。その勢いがものすごく楽しい。
後にTVドラマ化したようだが、まだいる不死の戦士をユニークな姿で出せばいいわけだし、そりゃ作りたくもなる。マンガチックな展開がお嫌いでなければ、とても愉しめること請け合い。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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