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公開年:2011年
公開国:アメリカ
時 間:128分
監 督:ショーン・レヴィ
出 演:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ、ホープ・デイヴィス、ジェームズ・レブホーン、ジョン・ゲイティンズ、グレゴリー・シムズ 他
ノミネート:【2011年/第84回アカデミー賞】視覚効果賞(Daniel Barrett、R. Christopher White、Dan Lemmon、ジョー・レッテリ)
コピー:「リアル・スティール」――。それは、親子の絆が生み出す、“本当の強さ”。
ロボットによるボクシングが娯楽として発達し、人間の牧神が衰退した2020年。プロボクサーとして将来を有望視されていたチャーリーだったが、その道を断たれ、今はロボットボクシングのプロモーターとして細々と生計を立てている。しかし、決してその手腕は優秀ではなく、ロボット調達や賭けボクシングの負け金で借金まみれとなり、このまま続けることも難しい状態に。そんなある日、昔捨てた妻が急死したとの連絡が入る。残された11最の息子のマックスの養育権について、妻の姉であるデブラとその夫マーヴィンと協議することになったが、夫妻が金持ちであることに目をつけたチャーリーは、借金返済のためにマーヴィンに10万ドルで息子を渡すと持ちかける。マーヴィンは旅行に行く3ヶ月の間、マックスを預かるという条件で承諾。金で預けられたことに気づいたマックスはチャーリーに心を開くことはなかったが、ロボットが大好きなマックスは、無理やり試合についていくことに。しかし、マーヴィンから得た金で購入したロボットはほどなくスクラップになったため、ゴミ置き場でロボットを探しにいくと、マックスがクラップ同然の旧式ロボット“ATOM”を発見する…というストーリー。
『オーバー・ザ・トップ』と『チャンプ』と『ロッキー』を混ぜて、ロボットをぶち込んだ感じ。それに『ベスト・キッド』も混ざってるかな。いろんな映画のつぎはぎでおもしろいんかいな?と思われるかもしれないが、結論から言うととても面白かった。
親子共々、別に“親子”をしたいわけじゃないドライなところがいい。チャーリーは実際に息子を見てもまったく愛情なんか湧いていないようだし、マックスも親となんて微塵も思っていない様子。あくまでロボットボクシングをやりたい男同士が行動を共にしている感じ。無駄にウェットな親子ドラマじゃないのが非常に良い。
だから、終盤に息子が「僕のために闘ってほしかった!」と言うのはちょっと余計だと思うし、賭け仲間から襲われたときに「お父さん」とか言うのもちょっと邪魔だったかな。最後まで“男同士”であることを貫いてほしかったな。
マックス役の子はなかなかいい表情をする。ダンスも達者でなかなか見ごたえがある。リングインのパフォーマンスはちょっと鳥肌が立ったわ。スピルバーグが関わる映画はいい子役が出ることが多いね。
#ちなみに監督さんは『ナイト ミュージアム』とか『ベガスの恋に勝つルール』の人。
舞台は2020年。たった数年でロボットボクシングが発展して、普通のボクシングが廃れるっていう、なかなか大胆な設定だと思う。妙に日本語が氾濫するところをみると、日本の“変態的な”ロボット技術ならこのくらいのものはつくれてもおかしくないんじゃね?ってノリか。英語音声にも日本語の単語が溢れている。製作総指揮にスピルバーグが名を連ねているんだけど、彼は日本が好きなんだか嫌いなんだかよくわからんな。いろいろ通り越して愛憎のレベルまで達しているのかもしれん。
実際のロボット技術だけじゃなく、日本のロボットアニメも相当意識している。ATOMって名前もそこからきてるのかも。
ロボットの正体は何か?秘密があるのか?ロボットが鏡に映った自分を見ているシーンがあったから、自我でも目覚めるのかと思ったが、本当に普通のロボットだった。ロボットのデザインがダサいなあっておもったけど、普通に徹して“カワイイ”“カッコイイ”デザインにしなかったことに意味があったな。
で、“模倣モード”っていう設定が、最後に物凄く効いてくるんだ。高度な伏線だと思う。アクション+ファミリー+娯楽+SFと全要素で極めて優秀な作品に仕上がっている。お薦めの秀作。後々、何度も地上派放送されるレベルの作品だと思う。
#天海祐希の吹き替えだけはダメだな。
公開国:アメリカ
時 間:128分
監 督:ショーン・レヴィ
出 演:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ、ホープ・デイヴィス、ジェームズ・レブホーン、ジョン・ゲイティンズ、グレゴリー・シムズ 他
ノミネート:【2011年/第84回アカデミー賞】視覚効果賞(Daniel Barrett、R. Christopher White、Dan Lemmon、ジョー・レッテリ)
コピー:「リアル・スティール」――。それは、親子の絆が生み出す、“本当の強さ”。
ロボットによるボクシングが娯楽として発達し、人間の牧神が衰退した2020年。プロボクサーとして将来を有望視されていたチャーリーだったが、その道を断たれ、今はロボットボクシングのプロモーターとして細々と生計を立てている。しかし、決してその手腕は優秀ではなく、ロボット調達や賭けボクシングの負け金で借金まみれとなり、このまま続けることも難しい状態に。そんなある日、昔捨てた妻が急死したとの連絡が入る。残された11最の息子のマックスの養育権について、妻の姉であるデブラとその夫マーヴィンと協議することになったが、夫妻が金持ちであることに目をつけたチャーリーは、借金返済のためにマーヴィンに10万ドルで息子を渡すと持ちかける。マーヴィンは旅行に行く3ヶ月の間、マックスを預かるという条件で承諾。金で預けられたことに気づいたマックスはチャーリーに心を開くことはなかったが、ロボットが大好きなマックスは、無理やり試合についていくことに。しかし、マーヴィンから得た金で購入したロボットはほどなくスクラップになったため、ゴミ置き場でロボットを探しにいくと、マックスがクラップ同然の旧式ロボット“ATOM”を発見する…というストーリー。
『オーバー・ザ・トップ』と『チャンプ』と『ロッキー』を混ぜて、ロボットをぶち込んだ感じ。それに『ベスト・キッド』も混ざってるかな。いろんな映画のつぎはぎでおもしろいんかいな?と思われるかもしれないが、結論から言うととても面白かった。
親子共々、別に“親子”をしたいわけじゃないドライなところがいい。チャーリーは実際に息子を見てもまったく愛情なんか湧いていないようだし、マックスも親となんて微塵も思っていない様子。あくまでロボットボクシングをやりたい男同士が行動を共にしている感じ。無駄にウェットな親子ドラマじゃないのが非常に良い。
だから、終盤に息子が「僕のために闘ってほしかった!」と言うのはちょっと余計だと思うし、賭け仲間から襲われたときに「お父さん」とか言うのもちょっと邪魔だったかな。最後まで“男同士”であることを貫いてほしかったな。
マックス役の子はなかなかいい表情をする。ダンスも達者でなかなか見ごたえがある。リングインのパフォーマンスはちょっと鳥肌が立ったわ。スピルバーグが関わる映画はいい子役が出ることが多いね。
#ちなみに監督さんは『ナイト ミュージアム』とか『ベガスの恋に勝つルール』の人。
舞台は2020年。たった数年でロボットボクシングが発展して、普通のボクシングが廃れるっていう、なかなか大胆な設定だと思う。妙に日本語が氾濫するところをみると、日本の“変態的な”ロボット技術ならこのくらいのものはつくれてもおかしくないんじゃね?ってノリか。英語音声にも日本語の単語が溢れている。製作総指揮にスピルバーグが名を連ねているんだけど、彼は日本が好きなんだか嫌いなんだかよくわからんな。いろいろ通り越して愛憎のレベルまで達しているのかもしれん。
実際のロボット技術だけじゃなく、日本のロボットアニメも相当意識している。ATOMって名前もそこからきてるのかも。
ロボットの正体は何か?秘密があるのか?ロボットが鏡に映った自分を見ているシーンがあったから、自我でも目覚めるのかと思ったが、本当に普通のロボットだった。ロボットのデザインがダサいなあっておもったけど、普通に徹して“カワイイ”“カッコイイ”デザインにしなかったことに意味があったな。
で、“模倣モード”っていう設定が、最後に物凄く効いてくるんだ。高度な伏線だと思う。アクション+ファミリー+娯楽+SFと全要素で極めて優秀な作品に仕上がっている。お薦めの秀作。後々、何度も地上派放送されるレベルの作品だと思う。
#天海祐希の吹き替えだけはダメだな。
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プロフィール
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クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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