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image1890.png公開年:2011年
公開国:アメリカ
時 間:132分
監 督:ブラッド・バード
出 演:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットン、ミカエル・ニクヴィスト、ウラジミール・マシコフ、ジョシュ・ホロウェイ、アニル・カプール、レア・セドゥー、ミラジ・グルビッチ、サムリ・エーデルマン、トム・ウィルキンソン、ヴィング・レイムス、ミシェル・モナハン 他
ノミネート:【2012年/第21回MTVムービー・アワード】格闘シーン賞(ミカエル・ニクヴィスト、トム・クルーズ)、ハラハラ演技賞(トム・クルーズ)
コピー:不可能を超えろ。

とある事情でモスクワの刑務所に収監されていたイーサン・ハントは、アメリカ極秘諜報機関の手引きによって脱獄に成功。核爆弾によるテロを画策する“コバルト”という人物の情報を探る、新たなミッションがイーサンに下る。クレムリンへ侵入し情報を捜索するイーサンたちだったが、突然大爆発が発生。巻き込まれたイーサンは爆破の容疑者となってしまう。外交問題に発展したため、アメリカ政府は一切の関与を否定。ミッションは“ゴースト・プロトコル”となり、イーサンたちはアメリカ極秘諜報機関から登録を抹消されてしまう。それでもイーサンたちは、核によるテロを防ぐために“コバルト”を追い続け、ドバイの超高層ビル“ブルジュ・ハリファ”で黒幕たちの取引が行われることを突き止め、現地へ向かうのだったが…というストーリー。

まあ、前作と時間が空きすぎてるからかもしれないけど、繋がりを密接にしなかったことが非常に効果的だったと思う。個人的には2と3は、陰謀やら謎解きやらでシナリオを小難しくしたり、哀愁やハードボイルド感を出そうという意図を無駄に出しすぎて失敗していたと思うから。

敵も早々に明確になるし、ただただ、追いつ追われつを繰り返すだけの単純明快ストーリー。ドバイのビルをクライミングするシーンが山場なんだろうね。クレヨンしんちゃんが言うところの「お尻がひゅん」となるシーンね。“高さ”という根源的に人間が恐怖を覚えるシーンを多用するという、ベタベタだけどうまい作戦。核の起爆装置強奪とか、人工衛星からウイルスとか、わざとか?ってくらいギミックも古臭いんだけど、娯楽作品なんてこんなので充分なんだよ。
ドバイの取引を両方とやっちゃうとか、思いついたアイデアをそのままやってる感じ。そんなやり方じゃなくても別にいいじゃんって、普通は思うよね。まあ、こういうレベルのコミカルチックな演出が多いのも本作の特徴かな。

途中で、あれこの人だれだっけ?とか、何を防ごうとしてるんだっけ?となっても、別に巻き戻して確認しようとなんて思わないし、必要もないんだもの。ドンパチの繰り返し。もっとやれ!って意見もあるだろうが、これ以上やったら、スパイ物作品から逸脱しちゃうと思うので、いい線で抑えたと思うよ。彼らと一緒に世界旅行している感覚で眺めてりゃ、充分すぎるほど愉しめる。

“NEWチーム始動!”って観点では、なかなかバランスよくストーリー展開するので好感はもてるが、仮に次回作があったとして、このメンバーで作成されるか?は、微妙に思える程度の魅力かと。女の暗殺者なんかおもしろいキャラだと思ったんだけど、あっさりビルから落とされちゃったしなぁ。もっとサブキャラを大事にしたほうが良かったんじゃないかな。

大して内容のない話だな…と気付かれて飽きられる直前に、逃げ切ったって印象。見た目がそろそろおじいちゃんなトム・クルーズ。なんとか一生懸命走りきったね。
目が飽きない、素直な娯楽作品だった。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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