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imageX0052.Png公開年:2011年
公開国:フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ
時 間:111分
監 督:ポール・W・S・アンダーソン
出 演:ローガン・ラーマン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルーム、クリストフ・ヴァルツ、マシュー・マクファディン、レイ・スティーヴンソン、ルーク・エヴァンス、マッツ・ミケルセン、ガブリエラ・ワイルド、ジェームズ・コーデン、ジュノー・テンプル、フレディ・フォックス 他
コピー:伝説よりも、ハデにいこうぜ。



17世紀のフランス。若くして王位を継いだルイ13世は、王妃アンヌに夢中で政治に関心を示さない。それにつけこんだリシュリュー枢機卿は、実権を我が物にしようと着々を工作を重ねる。そんな中、銃士にあこがれるダルタニアン青年が田舎からパリにやってくる。偶然にも街でトラブルになった三銃士の面々と決闘をすることになったが、お互いにリシュリューに反感を抱くものとして意気投合。三銃士たちと行動を共にすることに。その頃、女盗賊のミレディは、アンヌがイギリスのバッキンガム公爵と密通していると見えるように、王妃の首飾りを盗み出しイギリスへと渡る。ダルタニアンは秘かに想いを寄せる王妃の侍女コンスタンスから奪還を依頼され、三銃士と共にロンドンへ向かうのだが…というストーリー。

ポール・W・S・アンダーソンは好きな監督だけど、嫁のミラ・ジョヴォの扱い方にミスしたかも。
ストーリー全体からみれば、ただの女泥棒でしかないのだが、不二子ちゃんばりの大活躍。細いピアノ線をすり抜ける様子は、『バイオハザード』そのもの。そのものすぎるのだが、パロディなんだかマジでやってるのか微妙。
三銃士の面々はロートル扱いで、完全に脇役。でもフィーチャーしているミラ・ジョヴォ演じるミレディと愛憎の因縁を持っているのは、そのロートルの一人。サブエピソードのわりには比重を置きすぎ。もっと脇役に徹した扱いにすべきだったと思う。

本当は、主役のダルタニアンを目立たせないといけないと思う。でも、ずっとただの若造扱いで、作戦遂行時にもメインの活躍をさせてもらえない。結局、いきがってる田舎者以上に成長しない。

気球船というギミックが荒唐無稽というか遊びすぎ。フランスとパリの間をそこそこのスピードで移動しなければならないのはわかるのだが、そんなものを引っ張り出さないと成立しないような話なら、やめてしまえばよかったと思う。
王が妻の愛を確信するために首飾りが必要ってのが、わからんでもないがそこまで大事か?って思う。荒唐無稽なのに弾けていない、このチグハグさ。あらすじを書いただけで、プロットがごっちゃごちゃなのがわかる。

せめてアクションシーンでたのしませてくれればよかったのだが、それほどでもない。すばらしい剣術アクションを見せてくれる部分もあるのだが、短めのちょっとしたシーンと言い切ってよい。もしかすると3Dでみると見ごたえがあったのかもしれないが、私はDVDを観てるのでなんとも評価しようがない。

日本の忠臣蔵とおなじくらい、何度も映画になっている“三銃士”なので、新たな色を出したいという意気込みはわかるのだが、そのために打ったと思われる演出が、ことごとくスベっていると思う。きわめて退屈な凡作だと思う。アクション映画で眠くなるってどうかと思う。

 

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