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公開国:アメリカ
時 間:104分
監 督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
出 演: ベン・アフレック、ジェニファー・ガーナー、コリン・ファレル、マイケル・クラーク・ダンカン、ジョン・ファヴロー、ジョー・パントリアーノ、デヴィッド・キース、スコット・テラ、リーランド・オーサー、エレン・ポンピオ、レニー・ロフティン、エリック・アヴァリ、ケヴィン・スミス、ポール・ベン=ヴィクター、ジュード・チコレッラ、ケイン・ホッダー、スタン・リー 他
受 賞:【2003年/第12回MTVムービー・アワード】ブレイクスルー演技賞[女優](ジェニファー・ガーナー)
【2003年/第24回ラジー賞】ワースト主演男優賞(ベン・アフレック:「ジーリ」&「ペイチェック 消された記憶」に対しても)
コピー:レーダーセンス覚醒!彼には、見えない悪が見える。
昼は盲目の弁護士 夜は正義の使者=デアデビル
ニューヨーク。12歳のマット・マードックは、かつて名ボクサーだったが今は落ちぶれている父親ジャックと二人暮らし。ある日、尊敬していた父親が取立屋をやっている姿を見てしまい、ショックで闇雲に走っていると、放射性廃棄物の容器が破損する事故に遭遇。液体を目に浴びてしまい失明してしまう。しかしそれ以来、聴力など他の感覚が鋭敏になり、周囲の物事を詳細に把握できる超感覚“レーダー・センス”の持ち主となる。息子の失明の責任を感じたジャックは、闇試合ながらもボクサーに復帰。息子のためにも汚いことはやらないと誓った彼は、持ちかけられた八百長を無視するが、そのせいで殺されてしまう。父の死により世の中の悪を強く憎むようになったマットは、成長し弁護士になるが、その一方“デアデビル”に扮し、犯罪者に制裁を加えるのだった。そんなある日、カフェで出会った女性エレクトラに心惹かれるのだったが…というストーリー。
レーダー・センスという能力も、コスチュームも、なかなか好きで、もうちょとマシな内容にまとめられなかったものか…と残念に思っている作品。ベン・アフレックはアメリカ人に大根役者として叩かれまくりだが、普段は吹きかえに観るし、源音声を聞いても英語なのでニュアンスがよくわからんし、そこまでヒドいとも思えないんだが…。
マット少年が失明し視神経に影響を受けることを表現したシーン。ビリビリと視神経に強い刺激が走る様子を表現しているのだが、本当は視神経だけでなく脳の他の部分にも影響を与え、レーダー・センスを獲得するに至る…という趣旨なのだが、ただた痛々しく感じる。
液体を浴びたときではなく、ベッドで昏睡している時に、その表現にすればよかったのに。
アメコミ原作に忠実に作ったのか、あまりキャラを乖離させてはいけないと考えたのか判らないが、色々中途半端。後にエレクトラ単独でスピンオフしたことを考えると、原作でもエレクトラは生きているのだろう。でも、本作だけを考えれば、中途半端に死をぼやかすのはおもしろくない演出。キングピンへの怒りの根源だったはずだが、鑑賞後の盛り上がった気持ちが折れる。だから、父親の仇という流れにせざるを得なくなるわけだが、やっぱり気持ちの軸がブレる。
キングピンを殺すのやめるマットだったが、キングピンがマットが正体であることをばらせば、盲目の人間にやらられたと噂になる…といって口止めする。うーん、そんなの口止めになるかね。この対決の様子を知るのは二人だけなんだから、マット以外にも別に人間がいたとかいえばいいだけの話じゃないか。全然してやったりじゃなくて、モヤモヤする。
一人怪演で気を吐いていたのがブルズアイ役のコリン・ファレル。彼のユニークな演技がなければ、本作はグダグダだったろう。そんな彼の演技も、締りの無い対決…というか、これまでのキャラクターから逸脱した言動に変貌してしまい、いまいちノリが崩れてしまうラストバトルに。稚拙な演出の餌食になってしまう…。
でも、もう一度言うが、私はこのデアデビルといくキャラクターが好き。『ハルク』⇒『インクレディブル・ハルク』の例があるし、もう一度映画化してもらえないものだろうか…。現在の映像技術で表現したレーダーセンスを観てみたい。3Dとかでね。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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