[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公開年:2013年
公開国:アメリカ
時 間:109分
監 督:ローソン・マーシャル・サーバー
出 演:ジェニファー・アニストン、ジェイソン・サダイキス、エマ・ロバーツ、ウィル・ポールター、ニック・オファーマン、キャスリン・ハーン、エド・ヘルムズ、モリー・クイン、トメル・シスレー、マシュー・ウィリグ、ルイス・ガスマン、トーマス・レノン、マーク・L・ヤング、ケン・マリーノ、スコット・アツィット、ローラ=リー 他
受 賞 :【2014年/第23回MTVムービー・アワード】キス・シーン賞(エマ・ロバーツ、ジェニファー・アニストン、ウィル・ポールター)、ブレイクスルー演技賞(ウィル・ポールター)
マリファナの売人・デヴィッド・クラークは、あとで揉め事にならないような客だけを選び、細々ながらも固く稼いでいた。そんなある日、ホームレス少女が男3人に襲われそうになっている場面に遭遇。無視するつもりだったのに、同じアパートに住むケニー少年ができもしないくせに助けに入ってしまい、とばっちりで巻き込まれてしまう。結局逃げ切れずに捕まってしまったデヴィッドは、3人に部屋を荒らされた挙句、金もマリファナも奪われてしまった。そのため、元締めのブラッドへの借金も返済できなくなる。デヴィッドを呼び出したブラッドは、借金を棒引きにするある条件を提示する。それは、メキシコから麻薬を密輸すること。とてもメキシコ国境を超えることなど不可能だと、途方に暮れるデヴィッドだったが、ファミリー旅行を装ってキャンピングカーで往来すれば、なんとかなるのではないか?と思いつく。そこで、騒動の原因になったケニー少年と、男に絡まれていたホームレス少女ケイシーと、隣室に住むストリッパーのローズを巻き込んで、“家族旅行”に出発するのだったが…というストーリー。
『ハングオーバー』シリーズの、後釜を狙ってるのかな?って感じだが、そこまでいくかは微妙だが、十分に続編はありえるレベル。結構おもしろかった。
『ハングオーバー』の場合、あまりに珍奇なキャラクターが多くて、続編になればなるほどウザさが苦痛になったし、ひたすらエスカレートさせる以外にないよな…という行き詰まり感があった。本作の4人はいなくもなさそうな小悪党、ビッチ、不良娘、おまぬけボーイで、ほどよい加減な上に、キャラがしっかり立っていてバランスがよい。
ローズのキャラクターは、利己主義と母性が荒ぶって混在するようなおもしろいキャラ。一歩下がって俯瞰で物事を見ているようだけど、それほど役に立っているわけでもないが、ここぞという時の爆発力がすごい。もちろん本職の技も発揮。裏回し的な役割。
ケニーは単に家族としての数合わせ要員で本当に役立たず。途中の妙にウマい歌、なんやね~んアレ(笑)。とことん巻き込まれて痛い目に合う。これ以上のアホ顔はあるのか…っていう名キャラだと思う。無能に見えて、入院するくだり、キスのくだりと、展開の転換ポイントに絡んでいて、地味に重要な役割を担わされている。うーん、そう考えると、なかなか秀逸なシナリオだな。フルーツとか何の伏線だろう、絶対意味ねえだろ…と思ってたけど、忘れたころにしっかり使ってたし、基本は抑えられているよ。
全然かみ合わない4人なんだけど、同じ目的のために修羅場を潜り抜けていくと、次第に本当にファミリーなんじゃね?という空気になってくるというベタベタ展開。ベタベタなんだけど、思わずYOUたち本当にファミリーになっちゃいなよ!っていいたくなること請け合い。いつのまにか、観ているこっちの心の扉が開いている感覚。
残り80分で、あと何があるんだ?って感じまで展開しちゃうんだけど、惰性でドタバタするんじゃなく、しっかりギアシフトしている。前半で登場していた別ファミリーと再遭遇。実は麻薬取締官で~という流れ。後半は、本当にこと麻薬取締官の存在が効いていた。
最後は、「本当にファミリーになっちゃいなよ~」っていう思いに、どういう演出で答えてくれるのか?っていうところが観どころかな。絶対にショボい内容だと思ったのに、うまかった。是非観てほしい。お薦め。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |