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公開年:2013年
公開国:アメリカ
時 間:114分
監 督:ギャヴィン・フッド
出 演:エイサ・バターフィールド、ハリソン・フォード、ベン・キングズレー、ヴィオラ・デイヴィス、ヘイリー・スタインフェルド、アビゲイル・ブレスリン、アラミス・ナイト、スラージ・パーサ、モイセス・アリアス、カイリン・ランボ、ジミー・“ジャックス”・ピンカク、ノンソー・アノジー、コナー・キャロル 他
ノミネート :【2013年/第19回放送映画批評家協会賞】若手俳優賞(エイサ・バターフィールド)
近未来。昆虫型異星生命体フォーミックが突如襲来し、壊滅の危機に瀕する地球。人類はメイザー・ラッカムという献身的な英雄の行動によって、辛くも絶滅を逃れる。再度侵攻された場合に備え、国際艦隊は世界中から優秀な子供たちを徴兵し、宇宙空間に設置した訓練施設“バトル・スクール”でエリート戦士育成を行うのだった。そんな中、訓練長官のグラッフ大佐は、一人の少年に注目する。その少年は“サード”と呼ばれる政府の特別許可で生まれた子供で、名前はエンダー。政府は人口抑制政策を行っており、2人しか子供を作ることは許されていなかったが、上の2人の子供が優秀だったウィッギン家に特別許可が与えられて生まれた。特別扱いされた存在であるが故、スクールでは孤立しいじめにあっていたのだが、いじめがエスカレートしたその時、自分より体の大きないじめっ子たちを、完膚なきまでに痛めつけ制圧するのだった。その様子を見たグラッフ大佐は、エンダーこそ求めていた子供だと色めき立ち、ウィッギン家に直接出向いてバトル・スクールへスカウトするのだった。スクールでも、特別扱いされたために孤立気味だったが、その才能をめきめき開花させ、情け容赦ないいくつもの試練をクリアし、ドラゴン隊指揮官に任命されるまでに成長するのだったが…というストーリー。
『エアベンダー』とか『アフター・アース』の臭いがして、非常にイヤな予感がしたんだけど、結果的にはセーフだった。ほどよい漫画加減の作品で、『スターシップ・トゥルーパーズ』のような、シニカルな演出がない。純粋に、スクールの様子がワクワクする。行くところ行くところでイヤなやつが現れて、それを乗り越えていく展開は、ガラスの仮面とかのノリ。そして、主人公はがなかなか人たらしなのもおもしろい。最終的にどういう話に展開してくのか、先が見えない感じを常に漂わせており、あらゆる出来事のすべてが、全部、彼を鍛えるための仕掛けにおもえてくるのもおもしろい。
宇宙に上下なんかないのに、上下の概念があることを笑ったエンダーのことを、こいつは賢いとグラッフ大佐は褒めるのだが、乗り物の構造上 上下はあるだろうに、それが頭がいいことになぜなるのかさっぱりわからない私。
また、今そこに地球が滅びたら元も子もないという危機があるというのに、エンダーの命や人生を第一に尊重しようとする、少佐や姉。あまりのノンキ具合に、非常に違和感を感じると共に、女性をバカにしてるのかなな?とすら思えてくる。こういう中二病的な演出が実に多くて、やっぱり漫画的。
(ちょっとネタバレ)
ずっとゲームなんだよなーーと思ってたら…というオチなんだけど、軽く原爆投下批判とかアメリカ批判が入っているね、こりゃ。
そりゃ、コミュニケーションがとれりゃ世話ないけど、世の中そんな簡単にはいかないわさ。一回、絶滅の危機に瀕するところまで追いつめられてるんだから、攻撃するがな。それを責められてもなぁ…という思いになる私はクソ大人かな。最後は、いかにも青臭い終わり方だけど、これも中二病的。なかなか楽しい漫画だった。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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