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公開年:2005年
公開国:イギリス、フランス
時 間:86分
監 督:ブライアン・クック
出 演:ジョン・マルコヴィッチ、ジム・デヴィッドソン、ジェームズ・ドレイファス、テレンス・リグビイ、マーク・アンバース 他
1990年代のロンドン。バーやレストランで、スタンリー・キューブリックと名乗る男が、「私は映画監督のスタンリー・キューブリックだ。キミを次の映画に起用しよう」と話かける。アル中でゲイのこの男は、キューブリックとはに似ても似つかない風貌なのに、人々は次々と騙され、人々は彼に酒や食事をおごり、金品を渡してしまう…というストーリー。
冒頭から、“実話…?みたいな~”ってチョケた感じで始まるのだが、結局ラストでは、その後に死にましたーとテロップが入り、がっちり実話ってことらしい。実話の部分はベースのみで、あとはおもしろおかしく脚色するのかな…なんて期待したけれど、とくにおもしろく創作している様子は観られない。
人前には出てこないスタンリー・キューブリックなので、名声と裏腹にだれも顔を知らない。そこを突いて詐欺を働く男がいたと…。まあ、そういうことだったんだろうね。
なんか、大してそれっぽい演じ方をしていたわけでもないし、それほど巧みにも見えない。でも、実際にそういう事件があったんだと…。まあ、そういうことだったんだろうね。
で、その男はゲイでもあったと。別にゲイであることが、詐欺師の話として重要な要素でもないし、味付けとして効果的なわけでもない。でも、モデルになった人は実際にゲイだったと…。まあ、そういうことだったんだろうね。
詐欺のスケールが特段大きくなっていくとか、ハラハラするような展開になるとか、そういうわけでもなく、単に行き当たりばったりというか自暴自棄な感じ。別に詐欺にポリシーがあるわけでもないと…。まあ、そういうことだったんだろうね。
ん~~。まあ、そういう人がいた…というそれだけの話だね。マルコヴィッチが演じていたから、なんとか映画の体を保ってるって感じ。うん。「だから何…」その感想以外に何ひとつない。ウィット感が一切ない詐欺師の話。日本未公開なのもそりゃそうだろうなと…。もちろんお薦めしない。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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