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公開年:1984年
公開国:アメリカ
時 間:96分
監 督:ヒュー・ウィルソン
出 演:スティーヴ・グッテンバーグ、G・W・ベイリー、ジョージ・ゲインズ、キム・キャトラル、ババ・スミス、マイケル・ウィンスロー、アンドリュー・ルービン、デヴィッド・グラフ、ブルース・マーラー、レスリー・イースターブルック、ジョージナ・スペルヴィン、スコット・トムソン 他





アメリカのとある都市。女性市長が警察官の採用条件を撤廃してしまったため、有象無象が警察学校に殺到してしまう。教官のハリス警部は、警察の秩序と伝統を守るために、どんどんしごいて不適格な者を脱落させようとする。一方、駐車場に勤務していたマホーニーは、客とトラブルを起こして逮捕されてしまう。マホーニーの父は元警察官で署長の恩人だったため、警察学校への入学を条件に起訴をしないという取引を持ちかける。警察学校は、大金持ちの家のお嬢さんカレン、大口径拳銃マニアのタックルベリー、効果音名人のジョーンズ、デブのレスリー、大男のハイタワー、臆病者で声の小さいフックスなど、とても警察官になれそうもない生徒ばかり。ハリス警部とキャラハン警部補は、彼らを落伍させようとしごきまくるが、なぜかターゲットにしている彼らは粘り続け…というストーリー。

たまに無償に観たくなってレンタルするのだが、その度にああ吹き替え音声が無いんだった…と、がっかりする作品。日本語吹き替え音声が入っている版もあるはずなんだけど、いつも使っているレンタル屋に置いてあるのが古いんだな。ちょっと他の店で探してみよう。本当に字幕を追うと味が半減する作品なんだもん。
また、その後のシリーズ作品と記憶がごちゃ混ぜになっているせいなのか、物足りなく感じるのもアルアルかな。特にタックルベリーはもっとハチャメチャだった気がする。

改めて観ると、当時はギャグだった人種差別ネタが、一線を超えていて素直に愉しめないレベルではある。しかし、ダメ人間のレッテルを貼られた人たちが、知恵と勇気でそれを乗り越えていくという、正統派の成長物語。終盤で主人公を含め2名が脱落するが、アメリカらしく暴動が発生。カオス状態になっての大逆転という、落としてから持ち上げるという、シナリオの基本もしっかりできている。キャラクターのバリエーションも豊富で、誰か一人くらいは応援したくなるってのもポイント(意外と効果音の人は、心に響かない出オチキャラだったりする)。
シリーズ化する作品には、そうなりしっかりした理由があるということ。

『ホーム・アローン』に匹敵する出来で、本当は子供に観せたいくらいなのだが、人種差別ネタだけでなくお色気ネタも一線を超えていてダメなのが残念(昔は普通にTV放映してたとは思うけどね)。コメディ史上に残る快作。7作くらいまで続いたはずなんだけど、さすがに後ろのほうは観ていない。借りたいけどなかなか置いてない。やっぱ別の店を探してみよう。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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