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公開年:2012年
公開国:アメリカ
時 間:104分
監 督:モーガン・オニール
出 演:ジョン・キューザック、ジェニファー・カーペンター、ダラス・ロバーツ、メイ・ホイットマン、ソーニャ・ヴァルゲル、マゲイナ・トーヴァ、キャサリン・ウォーターストン、ゲイリー・アンソニー・ウィリアムズ、マイケル・トレヴィーノ、シンディ・サンプソン 他
コピー:不気味な地下工場があった。
ニューヨーク州バッファロー。市警の刑事マイクとケイシーは、3年前から発生している娼婦失踪事件を捜査していた。これまで7名の娼婦が姿を消している。そこにニューハーフの娼婦が誘拐される事件が発生。その娼婦に接触した黒いセダンを特定し、持ち主が性犯罪者であることを突き止め、色めき立つマイク。しかし、令状を取って家宅捜索するものの、車の持ち主は障碍者になっており、犯行は不可能であることが判明。ナンバープレートがその家から盗まれており、例の黒いセダンに付けられている模様。意気消沈する中、マイクの17歳の娘アビーが行方不明になる。夜中に、恋人タッドがアルバイトをしているダイナーに出かけた彼女は、タッドと別れ話になって店を飛び出していた。そのときの彼女は派手なメイクと服装をしており、娼婦と間違えられて誘拐されたと思われる。必死に犯人の行方を追うマイクとケイシーだったが…というストーリー。
セブンのようなじめっとした画質。こっちの指もかじかんできるような寒さを感じる。実はバッファローには叔母さんが住んでいるんだけど、昔は遊びにこいとか留学しにきたら住ませてくれるとか言ってたんだけど20年以上没交渉だな。まあ、五大湖近辺だから冬はこんな感じだわな。
捜査中の刑事の娘が、意図的にターゲットになっていたわけでもないのに誘拐されちゃうという展開が、あまりにご都合主義。これがストーリーの主軸というのが稚拙だ。
この展開の場合、娘が機転を利かせてピンチをのりこえる…っていう展開が望ましいのだが、それほど知恵も発揮しないから、あまりおもしろくないし、ハラハラしない。姪が誘拐されたアレックス・クロスのやつ(モーガン・フリーマン主演の『コレクター』)と同じパターンなのだが、比較すると本作の陳腐さが際立つ。それにしても、わざわざ同じ邦題にするセンスの無さはヒドいかも。コレクションしているわけじゃなく、“工房”って感じなんだよなぁ。
最後の展開は、もの凄く驚く人がいると思う。でも決して褒められる展開ではない。
(以下、ちょっとネタバレ)
共犯者がだれか、もしくは共犯者がいるとは、誰も思わなかっただろう。そういう意味では成功しているのかもしれないのだが、ああ、そういうことか!あれは伏線だったのか!ってな感じにはならない(ここは、もうちょっと工夫してほしかったなぁ)。むしろ、無理やり奇を衒った感じで、それをやっちゃぁなんでもアリでしょ…って気分になる。
だって、それが許されるんなら、共犯は妻でした…とか、上司でした…とかでも、どうにでもできるんだもん。
#どういうオチ?と興味が沸いた人は観てくだされ。
救いもカタルシスもペーソスも何も無い作品だったかも(アビーがそれに気づいた…だけで終わっても何もおもしろくない)。ジョン・キューザックをキャスティングして、この出来映えか…と。
#結局、この女優さんは、そっち方向の役ばかりなんだな…と。CSIとか米ドラでは、犯人寄りの汚れが多いよね。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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