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公開年:2010年
公開国:アメリカ、フランス
時 間:103分
監 督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出 演:アンジェリーナ・ジョリー、ジョニー・デップ フランク・トゥーペロ、ポール・ベタニー、ティモシー・ダルトン、スティーヴン・バーコフ、ルーファス・シーウェル、クリスチャン・デ・シーカ、アレッシオ・ボーニ、ジョヴァンニ・グイデッリ、ラウル・ボヴァ、ブルーノ・ウォルコウィッチ 他
ノミネート:【2010年/第68回ゴールデン・グローブ】作品賞[コメディ/ミュージカル]、男優賞[コメディ/ミュージカル](ジョニー・デップ)、女優賞[コメディ/ミュージカル](アンジェリーナ・ジョリー)
コピー: 華麗な旅人には、危険な謎がある。
傷心旅行でヨーロッパへやって来たアメリカ人数学教師フランク。ヴェネチアへ向かう列車の中で、美女エリーズが突然現れて同席する。彼女の美しさに一瞬で心を奪われてしまったフランクだったが、実は彼女は、警察に尾行されていた。警察は、ある指名手配反が彼女と接触するのを狙っていたのだ。しかし、彼女も目的の人物と接触するように見せかけて、捜査を撹乱しようとしていたのだった…というストーリー。
とりあえず、アンジー演じる女性が追われているのはわかるが、彼女のポジションや役割がよくわからない。かといって、そんなに興味を惹くようなワクワク感があるでもない。
一緒にいたから逮捕とか(任意同行じゃなく逮捕)。まあ、無能な警察を演出したいのはわかるけど、そんな薄い証拠で簡単にインターポールが動くかよ…とか。そうこうしているうちに、警察内部の勘違いリークで、ジョニデ演じるツーリストがピンチに…って、コントかよ、つまんねー。捜査手法や手順にあまりにもリアリティが無さすぎで、観続ける気が急速に失せていくのを感じた。
まあ、実は最後まで見れば、その動きの理由も理解できることになるんだけど、だからといって観ている側を飽きさせていい理由にはならない。私、ここで一回観るのをやめて寝た。
アンジーとジョニデを持ってきて、犯罪がらみのストーリーなのに、一切アクション展開になる気配の無さ。じゃあ恋愛展開に転がり込むのかと思いきや、そうでもない。とりあえず二人を出しておきゃ何とかなるとでも思ってるのか?
42分たってやっとやっとアクションが始まるけど、すぐにストップ。お約束の敵の弾は一切当たらない系のコメディアクションである。
散々引っ張ったあげく、59分も経過してからようやく事情説明(『ミッドナイト・ラン』に似たような内容だった)。
後半、それほど強烈にアンジーに惚れた描写を差し込めないまま、ジョニデが逆に彼女を追うという展開に。そんなエピソードがあったら…そんなにいい女なら…そりゃ彼女を追いたくもなるよ……なんてことは一切思わないから、ジョニデに全然共感できない(はぁ、このあたりで、もういい加減にしてくれよ…とさえ思えてくる)。
まあ、そこで素直に帰ったら映画にならないのは判るわけで、観ている側は、わかりきった展開を待たされる退屈極まりない感じになる。本当にダサいな、この監督と脚本家。
その後、実はアンジーは…という展開になるが、さほど驚きもなく。あと30分もあるのか…とうんざりしてくる。
最後、『カンパニー・マン』的な展開になるんだけど、つまんねーオチ。全然、「やられたー」なんて思えない。これ、ジョニデとアンジーじゃなかったら、日本未公開まちがいなしだと思う一方、この二人はミスキャストだったとも思う。久々につまらないものを観たわ。注意警報を発令しておく。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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