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image0609.png公開年:1985年
公開国:アメリカ
時 間:90分
監 督:ダニエル・アティアス
出 演:コリー・ハイム、ゲイリー・ビューシイ、ミーガン・フォローズ、エヴェレット・マッギル、テリー・オクィン、ロビン・グローヴス、レオン・ラッサム、ビル・スミトロヴィッチ 他
ノミネート: 【1986年/第14回アボリアッツ・ファンタスティック映画祭】参加作品



アメリカの田舎町ダーカーズ・ミルズで、満月の夜になると残虐な殺人事件が連続発生。車椅子の少年マーティは、犯行が狼人間の仕業であると気付くが、大人たちは誰も信用してくれない。町が深夜外出禁止となっている中、こっそり家を飛び出し、叔父がくれた花火で遊んでいると、狼人間と遭遇。ロケット花火で逆襲し、何とか逃げ帰ることができたが、狼人間が町の誰かだと睨んだ彼は、姉にそのことを打ち明け、顔にロケット花火による火傷の跡がある人間を捜し始める…というストーリー。

何か異界のものが襲ってくる…とか、襲われる側にも鬱屈した人間関係や家族問題、地域社会の問題を抱えているなど、キング作品の常套パターンだと思う。

でも、ロケット花火でダメージがあるんだから、普通の銃でも殺せそうなもんだけどね…とか、保安官につっかかるような人間にはわかりやすい死亡フラグが立つのかな?とか、チャチに感じる部分が多い。
なんとなく、原作の通りに映像化したように感じられるのだが、キング作品はそのまま映像化するときは、1枚も2枚も別設定やサブストーリーを加えたくらいじゃないと、映画全体が薄く感じられてしまう。調味料が、4種も5種も足りてない感じ。
#キングは、いつも自分の作品が映画化されるときに文句をつけるんだど、そうしないとおもしろくならないことを早く自覚して、文句つけないようにしないとイカンよね。

冒頭、主人公とおぼしき弟ではなく、姉の回想ナレーションではじまる。ということは、弟は、大人になる前に死んだり…とか、この話の中で死んじゃったりするのかな?なんて考えてしまうのが普通だと思う。しかし、おそらく大人になったであろう姉のナレーションには、何も意味もなくて、さらっと終わるのだ。そんなこと許されるのか?と腰が抜けた。センスなさすぎ。

怪物の特殊メイクもあまりにもチャチで、結果として、子供向けのホラーレベル。夏休みの夜に小学校低学年の子供と観て安心のクオリティ。大人が是非モノで観るような作品ではない。




負けるな日本 

 

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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