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公開年:2012年
公開国:イギリス
時 間:88分
監 督:ベン・ウィートリー
出 演:アリス・ロウ、スティーヴ・オーラム、アイリーン・デイヴィーズ、リチャード・グローヴァー、ジョナサン・アリス、モニカ・ドラン 他
コピー:人生変えちゃう旅かもね。
自分の生活を束縛する母親と2人暮らしのティナ。最近付き合い始めたクリスとの関係は良好。ライター志望のクリスが、取材を兼ねて1週間ほどキャンピングカーでヨークシャー州を巡る旅の計画を立て、それにティナを誘う。恋人との旅行に憧れていたティナはもちろん了解するが、その旨を母親につたえると猛反対。ティナの母親は彼を毛嫌いしており、心臓の悪い自分を放置して旅行にいくのかと旅立つその時まで、悪態を付き続けるのだった。そんな母親を振り切って旅をスタートさせる2人。まず、最初の予定地であるトラム博物館につくが、そこでゴミをポイ捨てするマナーの悪い観光客に遭遇。クリスが注意しても悪びれる様子も無く、彼が不機嫌になる一方。気を取り直して次の予定地に向かおうとキャンピングカーをバックさせると、なんと、先ほどのマナーの悪い客をひき殺してしまう。警察はこれを事故として処理し、お咎めはなし。ティナの動揺と罪悪感は収まらなかったが、初日の宿泊地であるオートキャンプ場で、理想的な夫婦イアンとジャニスと出会う。夫婦の鼻につく態度のせいで、昼間の事件のことは薄れていくが、その夜、あの事故は本当に事故だったのか?という疑念が、ティナの頭をよぎる。すると次の日…というストーリー。
はじめはどう考えてもクレイジーな母親の行動のせいで、見た目がいまいちなカップルが善良に見える。はじめの事故も本当に事故に見える。しかし、だんだんとこのクリス、ヤバい奴なのかな?とも思えてくる。でも、単純にそう結論付けられない。結構、このティナっていうのも優柔不断で、あまりしっかりした精神の人じゃないんだもん。きっとティナの老婆心で、むしろその勘違いから騒動に発展するのかな?と思わせてくれる。本当に、前半は、次に何がおこるんだ?っつー不安感が、うまく醸成できている。
クリスがヒッピーたちを殺しちゃうん夢とか見ちゃうんだけど、朝起きてみると、そいつらが放火で逮捕されちゃったりと、ああ、やっぱり勘違いなのかな…みたいなね。
中盤から、クリスがイアンを殺したことが発覚して、物語の質が変わっていくんだけど、それでも、ストーンヘンジでのクリスの凶行を直接見るまでは、きっと事情があって殺害したのかも…って思えなくもないんだな、これが。
(以下、ネタバレ)
結果的にはクリスはシリアルキラー。実は母親の見立てが正しかったわけで、ショックを受けるティナが母親に電話してみたら、むしろ一人をエンジョイしていて居留守をつかってたりして、笑える。
ここで彼女の苦悩が始まる!と誰もが予想するでしょ。そう単純じゃなくて、斜め上を突っ走るのが本作のいいところ。彼を理解できるように自分のシリアル・キラーになろうとするの。ひえー。
たしかにクリスはサイコキラーなんだけど、それなりに目立たないように、ペースも考えるし、隠蔽工作が可能な手口を使う。だからいままでバレずに生きてこれている。ところがティナは、頭でっかちな状態でそっちの世界に入ってきたもんだから、もう、直情的で歯止めが聞かない。一線を越えたら、気に食わないことは、みんな殺人でケリをつけちゃうくらいに暴走。いよいよクリスもあきれてしまう。
その後、すったもんだの末、あきれながらもティナみたいなクレイジーな女性と出会えたこと、そしてシリアルキラーの自分がこれ以上社会で生きていていいわけがないという思いがクリスの心の奥底にあって、二人で一緒に死のうということになる。ティナもそれが永延に結ばれる唯一の方法だと考えるようになる。
まるで曽根崎心中か!と思わせておいて。さてさてオチは?!
このオチでニヤリとしてる自分もちょっと異常かもしれないな…とは思うけど、なかなか苦労したシナリオで、何度も何度も練り直したな…というのが伺える好感が持てるシナリオ。趣味は悪いけど良作だと思う。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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