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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:101分
監 督:トム・フォード
出 演:コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、マシュー・グード、ニコラス・ホルト、ジョン・コルタハレナ、ジニファー・グッドウィン、テディ・シアーズ、ポール・バトラー、アーロン・サンダーズ、ケリー・リン・プラット、リー・ペイス、リッジ・キャナイプ、エリザベス・ハーノイス、エリン・ダニエルズ、ニコール・スタインウェデル 他
受 賞:【2009年/第66回ヴェネチア国際映画祭】男優賞(コリン・ファース)
【2009年/第63回英国アカデミー賞】主演男優賞(コリン・ファース)
コピー:愛する者を失った人生に、意味はあるのか。
1962年。キューバ危機の不安の中にあったロサンゼルス。大学教授のジョージは、16年間共に暮らした同性愛の恋人ジムを交通事故で亡くす、それから8ヶ月間、悲しみに暮れ、ついには生きていく価値を見失い、ピストル自殺することを決意する。身の回りを整理し、弾丸を購入し、いよいよ最期の日を迎えるが、大学の講義ではいつも以上に自らの考えを熱く語り、元恋人で親友の女性チャーリーと思い出話に花を咲かすなどして、凡庸だった日常が少し色を帯びたように感じられるのだった。そして、一日の終わりを迎えようとしていた時、ジョージの前に教え子のケニーが現われ…というストーリー。
愛する人を失った苦しみに加え、社会的に大っぴらにできないが故に悲しみを表出することができない苦しみ。そして、自分と同様に孤独の海の中にいる親友の女性やゲイの教え子。惹かれることは惹かれるし、お互いに必要としてはいるのだが、けっして彼らとその傷を補いあうことはかなわないという空しさ。表現したい部分はよく判る。
確かに想像することはできるのだが、如何せんゲイの主人公に対してシンパシーを感じることができず、どうも入り込めない。この虚無感を一体となって味わえるかどうかが、本作のすべてだと思うので、そういう意味では、まったく愉しめなかったといえる。
いや、同性愛の映画を、ストレートの人はまったく受け入れられないということはないはずだ。やはり、この主人公が小難しくてとっつきにくいキャラクターだったことと、精神状態が始めからどん底状態で、最期の方までずっと低空飛行のままだったことが、原因かもしれない。
反面、非常にアーチスティックな映像であったのが救い。ファッションもインテリアもとても洗練されており、さすがこの監督さん有名なファッションデザイナーというだけはある。
まあ、結局、この監督が何を伝えたいのかを理解こそできたが、実際に伝わってはこなかったということ。同性愛者の方々には伝わるのだろうか。わかりまへん。お薦めはしない。
全然、話は変わる。不思議なもので、ジュリアン・ムーアが出た瞬間「ああ、今回は脱がないな…」と判った。この人、脱ぎがあるときと無いときで自然とギアの入れ方が違うんじゃないだろうか。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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