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公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:94分
監 督:コリン・ストラウス、グレッグ・ストラウス
出 演:エリック・バルフォー、スコッティー・トンプソン、ブリタニー・ダニエル、デヴィッド・ザヤス、ドナルド・フェイソン、クリスタル・リード、ニール・ホプキンス、ロビン・ガンメル、ターニャ・ニューボウルド、J・ポール・ボーマー 他
コピー:そこには、愛も英雄も存在しない




ジャロッドと恋人のエレインは、ロスで成功したジャロッドの親友テリーに招かれ、彼のペントハウスを訪ねるが、テリーの派手な生活に面食らってしまう。かねてから苦しい生活をしているジャロッドを見かねていたテリーは、ロスで一緒に働かないかと持ちかけるが、それを知ったエレインは機嫌を悪くしてしまう。パーティの翌朝、彼らは部屋のブラインドから差し込む青白い閃光と奇妙な音で目を醒ます。その光をみたテリーの友人の一人が、一瞬で光に吸い込まれ姿を消してしまうのを目撃。街を見ると、巨大な飛行物体からたくさんの巨大生物が降ろされ、街を壊し、同様に人間を吸い込んでいる。ジャロッドもその光に吸い込まれそうになるが、テリーによってなんとか阻止。昏倒し苦しむジャレッドだったが何とか回復。しかし、あまりの出来事に彼らは途方に暮れてしまい…。

突然、光と共に地球外生命体が来襲…ってところは、このまえ観た『アタック・ザ・ブロック』などよくあるシチュエーション。巨大な怪獣的な生物に追いかけられるのもようある設定だが、特に『クローバーフィールド』に似ている感じ。壊れる街や宇宙生物がリアルに描けているのは認めるけど、それだけでヒットする時代じゃない。とにかく、二番煎じどころか三番煎じもいいところで、出がらし感が満載。TSUTAYA独占レンタルで一切苦情が出ないのは、このせいかななんて。

こうなると、派手なアクションシーンで乗り切るんが上策だと思うのだが、部屋の中に閉じこもって外の様子を眺めているシーンとか、とりあえず様子伺いしてるだけの時間が長い長い。
やっと展開するのか?と思ったら、軍がやってきて対抗する。それも結局、主人公さんたちが何かするわけじゃなく、軍の様子を見て「ひゃっほー!」っていうだけだし。

ラストもラストになって、宇宙人に支配されそうになってギリギリで救われたジャロッドが得た能力が発動。本当はコレがやりたかったのかな…と思う。この半人半異星人みたいな設定はおもしろいんだけど、いかんせん、その展開になるのが、最後の方すぎた。
ネタバレになるので言わないが、宇宙人がなんで人間を吸い上げてるのかの理由も少し明かされる。そこは結構おもしろい。生物としてのエイリアンの生態ゆえに、人間から見ればあまりに無慈悲な侵略シーンだけを淡々と描き、そこでハイブリッド種を登場させ、
エイリアン、人間、ハイブリッドの三つ巴という展開⇒すったもんだで人間とハイブリッドが共闘という流れに…ってのが、至極自然なシナリオだと思うんだが。
続編が確実に決まってるならこれでもよいのだ、そうでなければ投げっぱなしにもほどがあるかな…と。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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