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公開年:1976年
公開国:アメリカ
時 間:112分
監 督:エリア・カザン
出 演:ロバート・デ・ニーロ、トニー・カーティス、ロバート・ミッチャム、ジャンヌ・モロー、ジャック・ニコルソン、ドナルド・プレザンス、ダナ・アンドリュース、アンジェリカ・ヒューストン、テレサ・ラッセル、ジョン・キャラダイン、シーモア・カッセル、ジェフ・コーリイ 他
受 賞:【1976年/第49回アカデミー賞】美術監督・装置(Gene Callahan[美術]、Jack Collis[美術]、Jerry Wunderlich[装置])


ハリウッドの大手映画製作所の敏腕プロデューサー モンロー・スターは、鋭い感性で現場を切り盛りして、数々のヒット作を手掛け、異例の若さで製作部長の地位に上り詰めた。最愛の妻を亡くしている彼は、それを忘れようとするがごとく仕事に邁進していた。しかし、モンローの才能を認めえないものは誰一人いなかったが、芸術性を尊重しすぎて利益をないがしろにする態度を最近取るようになり、古参の役員たちが反発を強めていた。そんな中、カリフォルニア沿岸を地震が襲う。モンローが撮影所の被害状況を見に行くと、亡き妻にそっくりの女性を見つける。気になって仕方がないモンローは、その女性を調査させて見つけ出す。彼女の名はキャスリン。その後、パーティで偶然彼女を発見したモンローは、何とかデートの約束をする。デートの日、口付けを交わし急速に距離を縮めるのだったが、キャスリンは、婚約者がいる旨を手紙にのこし去っていくのだった…というストーリー。

海外のシナリオライターが書いたシナリオのノウハウ本だったと思うのだが、そこで悪い例として本作が上がっていた(書籍名は忘れちゃった)。題材になっている作品を観てみようと思ったのだが、本作はどこにいってもレンタルされていない。2012年になってやっとレンタルが開始された。

モンローのモデルになった実在の人物が存在するらしいが、そんなことはどうでもいい。いざ観てみると、DVD化されてこなかった理由がよくわかった。上にあらすじを書くだけで、ぐったりしてしまうくらい、ストーリーに締まりがない。
妻に似ている女を見つけた。(ちょっと時間が経過)。身元がわかったので会いに行く。いい年こいたおっさんがドキマギ。(ちょっと時間が経過)。偶然パーティで出会う。なんとかデートにさそう。(ちょっと時間が経過)。デートする。フラれる。イライラする。モンローにひそかに恋心を寄せる若い女性が、何か感づく。フられたはずなのに、モンローとキャスリンは何度か会う。でも結局別れる。イライラする。結婚したと電報がくる。もっとイライラする。共産党員の作家組合員と喧嘩する。重役から疎まれてクビになる。おしまい。

なにが面白いのかと。

ちょいちょい無駄に時間が空いてテンポは悪いし、何が繰り広げられているのか、迷子になるシーンばかり。ヘタクソな文章を読んでいると“目が滑って”何も頭に入ってこないということがあるが、本作もずるずると目が滑って何も入ってこない。監督も役者陣も豪華なのに。なんでこうなった。

これと同じ原作が、宝塚で上演されていたりするんだよなぁ。何がおもしろいんだか本当にわからない。わからないものはコメントできない。ここまで脳が拒否しつづけた作品はめずらしい。さようなら。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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