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公開年:2010年
公開国:アルゼンチン、フランス
時 間:90分
監 督:ナタリア・スミルノフ
出 演:マリア・オネット、ガブリエル・ゴイティ、アルトゥーロ・ゴッツ、エニー・トライレス、フェリペ・ビリャヌエバ、フリアン・ドレヘル、ノラ・ジンスキー、マルセラ・ゲルティ、メルセデス・フライレ 他
ブエノスアイレスに住む専業主婦のマリアは、夫と2人の息子との4人暮らし。これまで、妻として母親として献身的に尽くしてきたことに不満はないが、そんな平凡な日々にこれでいいのかという思いもつのる。そんな中、50歳の誕生日にたまたまプレゼントされたジグソーパズルに夢中になってしまう彼女。すっかり夢中になって、別のパズルを求めて専門店に足を運んだところ、そこに“パズル大会のパ-トナ-募集”の広告に発見。思わず広告主に連絡を取り会ってみることに。その相手は出場経験豊富で何度も入賞している独身紳士ロベルト。彼はマリアの才能に惚れ込み、2人で大会出場をすることに。しかし、マリアは家族に、パズルの大会に出るなどとは言えず、叔母の介護と偽ってロベルトのもとに通い練習にはげむのだったが…というストーリー。
夫と子供の飯の世話ばかりの日々にうんざりしているおばちゃんは、家事の合間にやるパズルだけが楽しみで、パズル屋でふと見かけたパズル大会のパートナー募集の紙。これだ!と思い、連絡を取る。やっぱり、息子がヴィーガンの彼女の言いなりになって、自分のつくった飯を食わなくなったのは大きいよね。自分のいない間にキッチンを使われるのも、カチンときただろう。
#しまいには、夫まで、息子の彼女の食事療法に付き合っちゃうとか、もう、うんざりだわ。そこは共感する。
主人公のおばさんもそうだろうけど、観ているこっちも、パズル競技なるものがあることに驚くわけだ。そして、夫や息子とは違う、紳士然というか妙に男っぽさをかもし出している相手に当惑しながらも、そして家族にもおばさんの介護って嘘をついて内緒でパズルの練習と続ける。
ジャンルとしては、『カレンダーガール』とか『キンキーブーツ』とか、素人ががんばちゃう系のお話。もう、一ジャンルとして確立されているといってもいいね。それら作品では、素人にそんなこことができるわけがない!という、周囲の偏見に押しつぶされそうになるが、それを乗り越える。だけどやっぱり壁にぶち当たって、もうだめか…となるけど、なんとか乗り越えるという、お約束の展開がある。
ところが本作では、ちょっと趣が異なるのだ。本作の主人公は、いつも私に家事ばかりやらせて自由になにもやらせないとスネるのだ。そうすると、周りがおろおろして、「好きにやったらいいよ」となる。すると、しめしめとばかりにガンガンやりはじめる。家事もおろそかになるけど、夫は我慢する。いよいよ夫はキレるんだけど、このおばさん全然譲歩しなくて、結局夫がごめんなさいという。なかなか珍しい展開、というか、男目線からすると、夫への同情心が沸いてくる。
色々ありはするけど、このままめきめきと頭角を現し、競技としての面白さを我々に観せてくれるのだろうとおもったのだが…。
(以下ネタバレ)
やっぱり、薄々は勘付いていたのだが、所詮パズルなのだ。ピースを絵柄から予想してはめ込んでいくだけなのだ。主人公のおばさんは、経験者なら外側から作っていくのを内側から作っていくので、「変わったやりかたね…」とはいわれる。でも、早く作れるテクニックというわけでもなく、その技でのし上がっていくわけでもない。おまけに、本編で大会でのプレーシーンは5分もない。次のカットでは、ヒャッハー!優勝したー!というシーンに切り替わる。
で、共感できない決定的なシーンが…。優勝の勢いで、競技パートナーのおっさんと体の関係を持ってしまう。そして事がおわると、何食わぬ顔でタクシーで家に帰り、夫の寝ている別途にもぐりこむ。
でも、世界大会の出場権を得たけれど、私は行かないの…と。そこでやめるなんなら寝たりしなきゃいいんじゃねーのかね。ん~~~。単なる、日々の不満をぶつけるっていうレベルを超えてしまって、一切共感ができなくなってしまった。
妙に服装だけはきちっとしているおばさんだとは思ったけど、そこまで踏み越えなくちゃいけない理由がよくわからんわ。
男女で感想がかなり異なるのかもね。私には、「ん~どうなのよ、これ。」っていう感想しか残らなかった。
公開国:アルゼンチン、フランス
時 間:90分
監 督:ナタリア・スミルノフ
出 演:マリア・オネット、ガブリエル・ゴイティ、アルトゥーロ・ゴッツ、エニー・トライレス、フェリペ・ビリャヌエバ、フリアン・ドレヘル、ノラ・ジンスキー、マルセラ・ゲルティ、メルセデス・フライレ 他
ブエノスアイレスに住む専業主婦のマリアは、夫と2人の息子との4人暮らし。これまで、妻として母親として献身的に尽くしてきたことに不満はないが、そんな平凡な日々にこれでいいのかという思いもつのる。そんな中、50歳の誕生日にたまたまプレゼントされたジグソーパズルに夢中になってしまう彼女。すっかり夢中になって、別のパズルを求めて専門店に足を運んだところ、そこに“パズル大会のパ-トナ-募集”の広告に発見。思わず広告主に連絡を取り会ってみることに。その相手は出場経験豊富で何度も入賞している独身紳士ロベルト。彼はマリアの才能に惚れ込み、2人で大会出場をすることに。しかし、マリアは家族に、パズルの大会に出るなどとは言えず、叔母の介護と偽ってロベルトのもとに通い練習にはげむのだったが…というストーリー。
夫と子供の飯の世話ばかりの日々にうんざりしているおばちゃんは、家事の合間にやるパズルだけが楽しみで、パズル屋でふと見かけたパズル大会のパートナー募集の紙。これだ!と思い、連絡を取る。やっぱり、息子がヴィーガンの彼女の言いなりになって、自分のつくった飯を食わなくなったのは大きいよね。自分のいない間にキッチンを使われるのも、カチンときただろう。
#しまいには、夫まで、息子の彼女の食事療法に付き合っちゃうとか、もう、うんざりだわ。そこは共感する。
主人公のおばさんもそうだろうけど、観ているこっちも、パズル競技なるものがあることに驚くわけだ。そして、夫や息子とは違う、紳士然というか妙に男っぽさをかもし出している相手に当惑しながらも、そして家族にもおばさんの介護って嘘をついて内緒でパズルの練習と続ける。
ジャンルとしては、『カレンダーガール』とか『キンキーブーツ』とか、素人ががんばちゃう系のお話。もう、一ジャンルとして確立されているといってもいいね。それら作品では、素人にそんなこことができるわけがない!という、周囲の偏見に押しつぶされそうになるが、それを乗り越える。だけどやっぱり壁にぶち当たって、もうだめか…となるけど、なんとか乗り越えるという、お約束の展開がある。
ところが本作では、ちょっと趣が異なるのだ。本作の主人公は、いつも私に家事ばかりやらせて自由になにもやらせないとスネるのだ。そうすると、周りがおろおろして、「好きにやったらいいよ」となる。すると、しめしめとばかりにガンガンやりはじめる。家事もおろそかになるけど、夫は我慢する。いよいよ夫はキレるんだけど、このおばさん全然譲歩しなくて、結局夫がごめんなさいという。なかなか珍しい展開、というか、男目線からすると、夫への同情心が沸いてくる。
色々ありはするけど、このままめきめきと頭角を現し、競技としての面白さを我々に観せてくれるのだろうとおもったのだが…。
(以下ネタバレ)
やっぱり、薄々は勘付いていたのだが、所詮パズルなのだ。ピースを絵柄から予想してはめ込んでいくだけなのだ。主人公のおばさんは、経験者なら外側から作っていくのを内側から作っていくので、「変わったやりかたね…」とはいわれる。でも、早く作れるテクニックというわけでもなく、その技でのし上がっていくわけでもない。おまけに、本編で大会でのプレーシーンは5分もない。次のカットでは、ヒャッハー!優勝したー!というシーンに切り替わる。
で、共感できない決定的なシーンが…。優勝の勢いで、競技パートナーのおっさんと体の関係を持ってしまう。そして事がおわると、何食わぬ顔でタクシーで家に帰り、夫の寝ている別途にもぐりこむ。
でも、世界大会の出場権を得たけれど、私は行かないの…と。そこでやめるなんなら寝たりしなきゃいいんじゃねーのかね。ん~~~。単なる、日々の不満をぶつけるっていうレベルを超えてしまって、一切共感ができなくなってしまった。
妙に服装だけはきちっとしているおばさんだとは思ったけど、そこまで踏み越えなくちゃいけない理由がよくわからんわ。
男女で感想がかなり異なるのかもね。私には、「ん~どうなのよ、これ。」っていう感想しか残らなかった。
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プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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