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公開国:アメリカ
時 間:108分
監 督:デヴィッド・トゥーヒー
出 演:ラダ・ミッチェル、コール・ハウザー、ヴィン・ディーゼル、キース・デヴィッド、ルイス・フィッツジェラルド 他
コピー:暗闇に何が見える
22年に一度の皆既日食が、光の惑星を恐怖で染める
旅客と貨物を運ぶ宇宙船が事故をおこし、未知の惑星に不時着してしまい、冷凍睡眠していた乗客の大半が死亡してしまう。その星は、3つの太陽が四六時中昇っており夜が無く、水も見当たらない。加えて、生き残った中に護送中の凶悪犯リディックがおり、不協和音が漂う中、副操縦士フライはリーダーとして、この砂漠の星から脱出する方法を探るのだった。一行は、以前この星で人間が生活していた施設を発見するが、近くの洞窟にいた未知のエイリアンに襲われ、数人が殺されてしまう。エイリアンは夜行性で光に当たると死んでしまうことから、暗がりを避ければ安心と考えたいたが、その星が22年に一度の夜の期間を迎えることを知り…というストーリー。
始めは逃亡した凶悪犯を軸にした疑心暗鬼。その後は、未知の生物と苛酷な星の環境からの脱出。ありがちなSFストーリーだとは思うが、テンポもいいし、説明しすぎないのでスリルもある。
エイリアンのデザインが斬新だし、殺されるべくして殺される、ベタベタなキャラ設定も悪くない。お約束かと思いきや子供も容赦なく殺す(子供といっていいかどうか微妙な年齢だけど)。
全員を見捨てようとした心の傷を背負っているせいで、全員に献身的に引っ張っていこうとする彼女。最後あっさりと犠牲になってしまうことに、ひどい扱いだなぁと思いつつも、やはり自分がしようとしたことの罪悪感に押しつぶされそうな気持ちが開放された瞬間でもあるという、微妙な機微も表現できており、侮れない演出。
リディックが凶悪犯というふれ込みで登場するのだが、いまいちワルっぷりを発揮してくれない。いや実は義賊みたいなので、根は悪くないんだよ…なのか、冤罪で本当は悪くない…なのか、やっぱりワルなのか、はっきりしたほうが良かったかも。そうるれば、もっと、賞金稼ぎとリディックの攻防も、盛り上がったかもしれない。
ヴィン・ディーゼルは色々な作品で主役を張っているが、ビジュアルはどれも同じなので、飽きられたね。スティーブン・セガールやブルース・ウィリスは、それなりに吹き替えの声優が固定されていたけど、ヴィン・ディーゼルはバラバラ。というか、ぴったりな声優さんが終ぞ見つからなかった印象。各映画でバラバラ。この映画の声優も、いまいちピンとこない。
まあ、それはそれとして、荒削りさが妙味となっている良作SFである。続編も作られるが、疾走感は一番かも。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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