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公開国:アメリカ
時 間:95分
監 督:ジェームズ・ワトキンス
出 演:ダニエル・ラドクリフ、キアラン・ハインズ、ジャネット・マクティア、リズ・ホワイト、ソフィー・スタッキー、ロジャー・アラム 他
コピー:見たら、逃げられない。
19世紀末のロンドン。若手弁護士アーサー・キップスは、息子の出産時に妻を失ってしまい、未だ立ち直れずにいる。そんな中、田舎町クライシン・ギフォードにある“イールマーシュの館”で、死亡したアリス・ドラブロウ夫人の遺産整理を命ぜられる。さらに、妻が死んでから4年が経過しても、落ち込んだままで仕事に身の入らないキップスに対して、弁護士事務所の所長は、この仕事を完遂しなければ解雇すると通告するのだった。キップスは寂しがる息子を、週末に現地に呼び寄せるとなだめてロンドンを出立。列車内でクライシン・ギフォードに住むサム・デイリーという紳士と出会い、降車後に町まで送ってもらうが、宿屋や地元弁護士はあからさまにキップスの到着を望んでおらず、すぐにロンドンに戻そうとするのだった。
翌日、沼地に浮かぶ島に立っている屋敷に向かったが、町と島を繋ぐ道は、満潮になると水没してしまい孤立する状態。彼はそこで、夫人の遺品整理に取り、ナサニエルという7歳の少年の死亡証明書を発見する。ナサニエルは沼地で溺死していたが遺体は未発見とのこと。ふと、キップスが森に目をやると、とこには黒衣の女が立っており…というストーリー。
一体何が起こっているんだろう…どうすれば解決するんだろう…と、頭を使わせてくれればいいのだが、そういう謎解き要素とかドキドキ要素が極めて薄い。この手の作品に存在価値があるのか?さすがにマズイと思って差し込まれたのが、“音ビックリ”シーン。しかし、中盤なんかは、①変な人影がいて、②追いかけていって、③音がドーン⇒①に戻る…の繰り返し。アカン…。
根本的に、遺産整理をしなくてはいけない理由がイマイチわからない。屋敷が転売できるように整理にいかされてるのかと、はじめは思ったのだがそうではない模様。じゃあ、遺言書を探させているのだろうか。それなら、はっきり、遺言書があるはずだから見つけろ!と業務命令すればいいと思うのだが、いまいちボンヤリ。行動目的が、腑に落ちないって致命的だよね。
妻を失くしたキップスだが、落ち込んでいるとはいえ子供を育てていくためにはお金が必要なわけで、仕事を失くせないのはわかる。しかし、4年もパッとしない仕事っぷりで、無能扱いされてるのに、子供にもほとんど会えない激務を継続するのはいかがなものなのか。社畜にもほどがあって、いまいち共感できない。
既にやる気は失っていて、今月のお給料さえもらえれば、田舎にでも引っ込もうと決断しており、、とにかく今月だけは…、今月だけは…という展開ならば。幾ばくかは共感もできるのだが。
吹き替え音声で観たのだが、ハリーポッター声の声優を使う意味がわからん。若いけど、法律事務所勤務の子持ちなんだから、それなりの年齢らしい声にすればよろしい。これで、完全に雰囲気は壊れたし、掴みに失敗している。
で、怪奇現象を起こしている主はわかったのだが、なんで人を巻き込み続けているのかは、イマイチよくわからず、解決したのに恨み続けられる意味がわからない。さらに、無駄に後味が悪い終わり方。
なんでもかんでも信賞必罰が絶対とは思わないけど、ああする必要はあったか?あの黒い女と死んだ妻は無関係でしょ?なんなの?
まあ、私はそれ以上考えるのやめた。残った感想はただ一言。「しょーもな。」
#こんな仕事を受けているようじゃ、ダニエル・ラドクリフ、消えるで。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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