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image2176.png公開年:1967年
公開国:日本
時 間:60分
監 督:(演出)芹川有吾
出 演:太田博之、畠山京子、石原良、ジュディ・オング、大竹宏、増岡弘、藤村有弘、曽我町子、内海賢二、八奈見乗児、山内雅人、市原悦子 他





世界各地の海に巨大な恐竜が出現し、豪華船などを次々と襲った。強力な超音波を放って破壊行為を行っていることから、恐竜の正体をB・G団が開発した兵器だとにらんだギルモア博士は、再び009たちサイボーグ戦士を召集する。001から009までのメンバーは対超音波砲を備えた新造船ドルフィン号で、次に恐竜が出現しそうな太平洋のグルカ島に出発。しかし、ドルフィン号には、ジョーが事故から救出して女性・へレナが密航。仕方なくヘレナを乗せたまま、島に向かうことに。グルカ島に近づくにつれ、巨大エイ型ろロボットや、エネルギー吸収クラゲなどによる攻撃が激化。いよいよ恐竜との直接対決になるが、なんとドルフィン号の対超音波砲が起動しない。絶対絶命のピンチを001の観念移動力で回避した彼らは、再度グルカ島のB・G団の基地に潜入。そこには、ジョーたちとは異なるゼロゼロ№サイボーグが待ち受けていた…というストーリー。

再びゼロゼロ№サイボーグを招集という流れが、『009 RE:CYBORG』と同じだが、本作のほうが古臭く且つ短いのに、絵の古臭さにアレルギーを感じなければ、まちがいなく面白い。夏休みの午前中にTV放映されてたら、思わず観ちゃう。でも、最後の10分で寝ちゃうかな。ラスボス戦が陳腐なのは、石森作品のすべてがそうなのだがら諦めよう。それでも、前作よりか、9人全員でのアンサンブル攻撃が、うまく描けており好感は持てる。

一番関心した…というか目から鱗だったのは、008が水を吐くシーン。009のほうが水中での動作が速いんじゃないかというシーンがあり、008の存在意義が薄れ掛けていたのだが、火を吐く006と水を吐く008というアンサンブルが非常に面白い。漫画やその後のアニメでもこの描写は出てこないと思うが、そのせいでいつも008は“空気”状態(もう、ただの事前調査員扱いといってもいい)。このギミックは、後も引き継ぐべきだったともう。

003とへレナというダブルヒロインの本作。ヘレナと009は子供向け作品なのにいい雰囲気を醸し出し、003が空気になっちゃう。横恋慕ネタでも放り込んでくるのかと思ったが、さすがにスルー。もっと複雑な003の感情を匂わせることもできただろうが、それもスルー。まあ、しょうがない。

怪獣のギミックをもっと面白くして、恋愛話をもうちょっと味付けした上でリメイクすれば、それだけで『009 RE:CYBORG』超え。“RE:CYBORG”なんかいらんかったんや…となること間違いなし。

0010ことへレナの声が市原悦子で、003は前作に続きジュディ・オングというのも色々すごい。

 

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