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公開年:2002年
公開国:アメリカ
時 間:93分
監 督:トミー・リー・ウォーレス
出 演:ジョン・ボン・ジョヴィ、クリスチャン・デ・ラ・フエンテ、、ナターシャ・グレグソン・ワグナー、アーリー・ジョヴァー、ダリアス・マクラリー、ディエゴ・ルナ 他
味方を亡くしたヴァンパイア・ハンターが新たな仲間と共に、女吸血鬼をはじめとするヴァンパイア一味に立ち向かう…というストーリー。
会社の人が、ジョン・カーペンターのDVD-BOXを購入したということで、未見の作品を貸してもらった。そのうちの1本。
あまり情報を持たずに観始めてしまったのだが、後から調べてみると、まず、本作は、『ヴァンパイア/最期の聖戦』というジョン・カーペンター監督作品の続編で、彼は監督ではなく製作総指揮(それも連名)であった。
ジョン・カーペンターは、自分の作品では脚本から音楽までやってしまうくらいの人なので、続編なので名前だけ出しておいただけで実際は一切製作にはノータッチだと考えていいだろう。予想だが、製作側がジョン・ボン・ジョヴィの映画をつくろうとおもって、引っ張り出されたように見える。
とはいえ、低予算職人ジョン・カーペンターのノリは引き継いでいて、CGはもちろん撮影後の特殊映像効果などは加えられていない。それが良さに見えるかチャチにみえるかは微妙なところで、1989年作品ですといわれれば納得するが2002年作品と言われると、もうちょっとどうにかならないかと思わざるを得ない感じ。
ジョン・カーペンターの脚本というのは、いくら低予算かつグロテスクであっても、その底辺には実人間社会に存在する疎外感や人の心のゆがみなどが投影されているのだが、本作はあくまで設定をいただいただけで、そういう感性は引き継いでいないようだ。まあ、続編もなにも、まず私は前作を観ていない(笑)ので、設定をちゃんといただいているのかどうかも評価できないのだが…。
だが、前作があることにも気付きもせず、というか何の違和感もなく観終わった。それはおもしろかったと言う意味ではない。深夜に放送するのも、ちょっと厳しいレベルかもしれない。むしろ深夜放送なら、逆につっこみ放題のつまらなさ満載で珍作と思われるくらいのほうがよいのだが、本作はあまりにも凡作すぎ。日本未公開なのもわかる。よって、日本語吹き替え音声はついていないのだが、またもや、それがつらいところ。結構、細かい編集が多いので、字幕を追っていると、見にくい部分がある。
ジョン・ボン・ジョヴィが大好きで仕方が無いという人以外は、観る必要はないと思う。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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