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公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:98分
監 督:クリス・ルノー、ピアー・コフィン
出 演:ジェイ・バルシェル、ジェラルド・バトラー、アメリカ・フェレーラ、クレイグ・ファーガソン、ジョナ・ヒル、T・J・ミラー、クリステン・ウィグ、クリストファー・ミンツ=プラッセ 他
ノミネート:【2010年/第83回アカデミー賞】作曲賞(ジョン・パウエル)、長編アニメ賞
【2010年/第68回ゴールデン・グローブ】アニメーション作品賞
【2010年/第64回英国アカデミー賞】作曲賞(ジョン・パウエル)、アニメーション賞
【2010年/第16回放送映画批評家協会賞】長編アニメ賞
コピー:少年はドラゴンに翼を与え ドラゴンは少年に勇気を与えた
バイキング達が暮らすバーク島は、日々ドラゴンの襲撃を受け、代々戦いが繰り広げられていた。バイキングたちは、幼い頃からドラゴンを倒すために訓練を積み、ドラゴンを倒す力を持つ者こそ一人前のバイキングと認められる。しかし、バイキングのリーダー・ストイックの息子ヒックは、非力で落ちこぼれ扱い。そんなある日ヒックは、怪我をして飛べなくなったドラゴンを発見。誰にも気付かれないように、こっそりエサを与え、トゥースと名づける。次第にトゥースと心を通わせていくと、ドラゴンがそれほど恐ろしい生き物ではないことに気付き始め…というストーリー。
“あなたのドラゴンのしつけかた”って原題直訳の方がよかったんじゃないかな。内容が読めてしまうって思ったのかもしれないけど、かといってセンスのかけらもない邦題かと。
冒頭の世界観の説明的な部分が若干モタつきぎみで危うかったんだけど、ストーリーが動き始めたらおもしろいおもしろい。
バイキングとドラゴンとの争いを、異種族間の争いと考えると、『アバター』とタブってる気もする。だけど、異文化和解の物語と捉えて観てしまうと、つまらない。非力な主人公が自らの特徴を生かして、自分の運命を切り開いていくっていうヒロイックファンタジー的なところが、グっとくるのだ。何をいっても周りの人々の理解は得られず、半ば腐りながらも、最終的には自分を信じて進み続ける。それがヘナチョコ少年だっていうんだから、グっとこないわけがない。
トゥースをはじめドラゴンのデザインが中々良い。トゥースは雌?と、一瞬頭をよぎるけど、製作側としては、ドラゴンに性別を持たせないことに腐心しているように見える。ヒロインとヒックの関係にヤキモチを焼く…みたいな要素は排除したかったんだろう。たしかにその方がよい。本作が伝えたい内容の味を削ぐので、正解。
ドラゴンをペットにする感じで、『アバター』ってよりも『ポケモン』に感覚は近いね。
おとぎ話的に綺麗なラストではないけど(観てもらえばわかる)、人間が成長するってことは傷を伴うものだ…という意味なら好感が持てる。
#まあ、心の汚れた大人としては、あれだけバカにされて、言うことを聞いてくれなかった父親と、そう簡単には和解したくないけどね。
女性がどこまで面白く感じるかはわからないが、男の子向けアニメとしてはかなり質は高い。同じアニメで比較すると、昨日の『怪盗グルーの月泥棒』の2倍は満足。強くお薦めしたい作品。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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