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公開国:日本
時 間:107分
監 督:本広克行
出 演:瑛太、上野樹里、与座嘉秋、川岡大次郎、ムロツヨシ、永野宗典、本多力、真木よう子、升毅、三上市朗、楠見薫、川下大洋、佐々木蔵之介 他
コピー:BACK TO THE 昨日!!!
タイムマシン ムダ使い
四国のとある大学の夏休み。“SF研究会”の男子部員たちは、SFの研究なんかそっちのけで草野球の日々。汗を流しにいった銭湯から戻った彼らと、部室を共有する女性写真部員の伊藤と柴田が大騒ぎすると、部室のクーラーのリモコンにコーラをこぼしてしまい、壊してしまう。本体で操作はできないクーラーだったため動かすことができず、うだるような猛暑の中でぐったりする部員たち。そんな時、謎の金属製の機会が出現。操作パネルなどの形状からタイムマシンらしい。とりあえず物は試しと、壊れる前のリモコンを取りに昨日へ戻ってみることにするのだが…というストーリー。
本広監督の映画作品の中では一番デキが良いと思う。SF的にどうなの?っていう人もいるかもしれないけど、そこに引っかかる必要はない。ドタバタの材料として、タイムマシーンをどう使うかってだけのこと。
リモコンの時間旅行は、よく練られているけど、別にそこで勝負したわけじゃない。考えているような考えていない学生たちが、タイムマシンにしがみついて、振り回される様子がただただ楽しいだけ。疾走感とくだらなさをキレイに絡めた、いいコメディにできていると思う。
タイムマシンをリモコン探しというくだらない理由に使うわけだが、それほどくだらない行為とは思わない。タイムマシンを使える回数に制限がわるわけでもないし、どういう影響があるのかもわからない。それなら、とりあえずリモコンでも持ってきてみますか!っていうのは、ターゲットは明確だし、ハードルとしては低いし、ミッションのチョイスとしては至極真っ当だと思うのよ。
冒頭20分までのまどろっこしさが、気にならなくもないが、それを越えてしまえば、何てことはない。舞台作品が原作ということで、これから作ろうとしてる作品の最終形のイメージが、しっかり頭に描けたいたんだと思う。非常に小慣れたストーリーテリングが、ライトなコメディを一切邪魔しておらず、爽やかさすら感じるほどである。
三谷監督作品のような、まるでドヤ顔してるような鬱陶しい演出はない。若い演者たちの演技が、多少拙くても、こういう内容であれば十分。
そして何気に、最後の最後で『時をかける少女』臭を醸し出す。娯楽作品としてもっと評価されてもいい。真夏の夜長に、友達数人でビールのみながらワイワイ観るには丁度いい作品だな。
これを見ると、はたして『のだめカンタービレ』は上野樹里にとって良かったのかどうか…と考えざるを得ない。だって普通の上野樹里は非常に魅力的なのだもの…。
#真木よう子はなんか顔が違う。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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