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image1781.png公開年:2009年
公開国:日本
時 間:96分
監 督:しぎのあきら
出 演:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、真柴摩利、林珠緒、一龍斎貞友、佐藤智恵、後藤邑子、山本高広、折笠愛、高城元気、小田敏充、東龍一、福崎正之、瀬那歩美、那須めぐみ、足立友、納谷六朗、高田由美、富沢美智恵、三石琴乃、鈴木れい子、玉川紗己子、郷里大輔、茶風林、楠見尚己、大西健晴、伊倉一恵、星野千寿子、むたあきこ、山寺宏一、ジェロ 他
コピー:解き放て、おバカ本能 しんのすけの雄叫びは人類を救えるか?
いま、母子(おやこ)の絆が試される!

カスカベ市ふたば町では、新町長の四膳守によるエコロジー活動が盛んになっていた。そんなある日、ふたば幼稚園の課外授業で川原でゴミ拾いしているときに、謎のアタッシュケースを発見し、その中に入っていた緑色のドリンクを持ち帰る。その夜、冷蔵庫にいれていたそのドリンクをひろしとみさえが飲んでしまう。すると翌日、ひろしは鶏、みさえは豹に変身してしまう。そのドリンクを作ったのは四膳守。彼の正体は、過激な環境保全組織“SKBE(スケッベ)”のリーダーで、人類を動物に変えることで環境破壊を食い止めようという「人類動物化計画」を推進していたのだ…というストーリー。

『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』の一本前の作品。律儀に借りてみた。

同じしぎのあきら監督作品の『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』よりもこっちのほうがまとまっているし、映画としての流れもある。SKBEっていう悪役組織の名前や、組織の目的とかその時に流行ってるものをディスっちゃう感じや、しんのすけたちの関わり方なんかが、『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』『爆発!温泉わくわく大決戦』時代に回帰したって感じ。個人的には『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』くらいまで戻ってほしいんだけど、ちょっと戻りすぎかな。興収があがらず辟易していた時代に戻っちゃった。だから、既視感があって新鮮味には欠ける。

市の中にある“町”って地域の名前でしょ。町会長くらいならわかるんだけど、町長なんかが存在する?まず、そこから設定の練りこみが浅い。
仰々しくカスカベの地下にある地底世界の設定を持ち出してきたが、結局、地下から戻ってみたら住民が動物になっていました…っていう時間稼ぎに使われただけ。別にアジトに閉じ込められていただけで済むハナシで設定が全然生きていない。
その他にも、組織の№2格のキャラクターに味がないとか、やはり原恵一には一枚も二枚を劣るのは、致し方ないのか。
#ジェロにも意外性は無いし、山ちゃんに声優をやってもらったのもなんか役不足な感じ。色々チグハグだわ(まあ、それは監督の責任ではないだろうけど)。

でも、原恵一のノリを継承できる監督さんなんだろうな…という予感はするし、抜擢された理由もなんとなくわかる(センスは感じる)。生意気なことを言ってもうしわけないが、もっといろんな映画をご覧になって、2時間のストーリーというものがどういう上げ下げで進むのか…とか、意図的なミスリード以外の無駄をどう省くべきなのか…というテクニックが身に付いたら、名作を生んでくれるのはないか。

しかし、本作については、オチが最悪で、この一点だけで駄作確定って言ってよいほど。逆に観てちょうだいよって言いたくなるほど、悪いオチ。こればっかりは擁護のしようがない。





負けるな日本

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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