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公開年:2008年
公開国:日本
時 間:98分
監 督:河崎実
出 演:加藤夏希、加藤和樹、渡部又兵衛、松下アキラ、福本ヒデ、なべやかん、井上純一、森下悠里、和崎俊哉、堀内正美、きくち英一、中田博久、黒部進、古谷敏、夏木陽介、ビートたけし、みうらじゅん、リリー・フランキー、水野晴郎 他
コピー:この夏、人類滅亡の危機
世界の命運は“タケ魔人”に託された。
洞爺湖サミットが開催される中、大怪獣ギララが宇宙から札幌に飛来。サミットの中止が検討されるが、首脳たちは大怪獣に立ち向かうことを決定。一方、サミット取材にやって来た東スポ女性記者・隅田川すみれは、湖畔の神社に残された伝説にある“タケ魔人”がこの危機を救ってくれると確信するのだが…というストーリー。
特撮は好きなので、ある意味伝説の松竹製怪獣“ギララ”のことは知っていたが、なにやらコメディらしいので、観る気はまったくおきず。しかし、100円レンタル対象だったので、なんとなく借りてみた。が、100円すらもったいないと思うほどの出来。
河崎実監督といえば、『日本以外全部沈没』の人だが、本作も同じノリ。ただ、『日本以外全部沈没』の場合、筒井康隆の原作なので、そこそこ観られる作品だったのだが、本作はあまりにもヒドい。おふざけをしたいならば真剣にふざけて欲しい。思いつきのような小ネタ。それも、“ユーモア”とか“ウィット”とは対極の半分酔っ払って書いたようなシナリオにはウンザリ。半分をすぎたところで、観る気も失せて、別のことをやってながら見していた(ながら見でもムカついてきたんだけど)。
べつにこういう作品をダメだといっているわけではない。とにかく、本作からは作り手の一生懸命さやまじめに作ろうという意思がつたわってこなくて、観ている側がバカにされたような気分になる。もう、これ以上書きたくないので、やめる。観るだけ時間の無駄である。こっちが100円貰って観て、それでも時間を無駄したと思うか思わないかの線だと思う。まあ、まともな映画と同列に考えるほうが悪いのか…。
#加藤夏希も加藤和樹も仮面ライダー経験者ですけれど、特撮に対するリスペクトはないのだろうか。ムカッ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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