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公開国:日本
時 間:94分
監 督:坂本浩一
出 演: 白石隼也、福士蒼汰、吉沢亮、奥仲麻琴、戸塚純貴、高山侑子、入来茉里、中山絵梨奈、篤海、KABA.ちゃん、小倉久寛、高橋龍輝、清水富美加、坂田梨香子、冨森ジャスティン、志保、土屋シオン、田中卓志、須賀健太、足立梨花、遠山俊也、真野恵里菜、原幹恵、渡部秀、三ツ矢雄二、関智一、デーモン閣下 他
コピー:究極のショータイム、開幕!
太古の昔に、人類に地底に追いやられた魔界の者、3人のアクマイザー”が地底から復活。地上侵略を再開する。人間の精神世界“アンダーワールド”の魔力を用いてモンスターを無限に生産するマシンを製造。怪人達を続々と生み出していく。一方、如月弦太朗はゾディアーツらとの戦いから5年後、新・天ノ川学園高校の教師となり、“宇宙仮面ライダー部”の顧問をしていた。しかし、生徒の一人・風田三郎らが“怪人同盟”と称して超能力を発揮して反抗。宇宙飛行士となった城島ユウキが乗る宇宙船を爆破すると宣言する。弦太朗はユウキを救うため、かつての仮面ライダー部を緊急招集する。一方、操真晴人たちは、マシンから生み出された怪人による騒動に巻き込まれる。解決するために、マシンに囚われている人物のアンダーワールドへ侵入した晴人達は、美少女仮面ポワトリンと出会うにだった…というストーリー。
ここ数年の仮面ライダー映画は、二つのストーリを交互にというパターンが続いているが、難点はその二つがぶった切れていて、さほど相乗効果がないこと。いっその事、同時上映で別の話にしたほうが、子供の集中力が続くだろうと思える点。
また、往年のヒーローを悪役にするパターンも継続。今回は、イナズマン、アクマイザー3、美少女仮面ポワトリンと盛りだくさんで、ちょっとインフレぎみ。前回のキョーダイン同様、ヒーローを悪役にするのは違和感があるというか、もったいないというか…。
イナズマンが妙に人間っぽくて気持ち悪いが、原作のイナズマンはこんな感じでむしろ忠実かも。ただ、ガーラの気色悪さはいただけない。悪役としての方向性を考えても、何かデザイン的に(というかバランス的に)何か間違っている気がする。
まあ、いつものお父さんサービスに加えて、美少女ヒロインというお母さんサービスの試みは、商業的実験としては面白いと思う。
今回は、ストーリー的にはかなりがんばっており、かなり好感が持てた。二つのストーリーは、タイムスリップネタながら繋がりに不自然さは無く、よく練られていると思う。はじめてまともに一本に繋がっている作品に思える。
上村優ことポワトリンを演じる入来茉里には申し訳ないが、仮面を被った顔は、はっきりいってブサイク(オリジナルの花島優子は、際立って美人というわけではなかったが、鼻筋が通っていて仮面栄えした顔だった)。でも、ブサイク設定でも別に問題無いのか!という、素敵(?)なオチが待っている。これは、脚本家はよくがんばった。仮面ライダー映画にしては、めずらしくまともにオチをつけた。でも、入来茉里というかホリプロ的には、それでいいのか?とは思うけど(笑)。
惜しいのは、オーズやダブルを登場させるくだり。8人ライダーを揃えるという展開は、往年の仮面ライダー作品を知っているお父さんにはうれしい流れだが、オーズ、W、アクセルの指輪は、一体どこから来たのやら。フォーゼの指輪はそれなりに理屈をつけていただけに、もうちょっとがんばって理屈を考えて欲しかった。怪人同盟の流れでも繋がっていていて良く練られているのに、もう少しがんばれなかったものか…。
まあ、とにかく、こういうシナリオを続けることができれば、仮面ライダー映画はワンステージ上がっていくのかもしれない。そんな感じで期待できる作品だった。
ただアクションが売りといってよい坂本監督だが、ワイヤーアクションにマッチしていないムーブが多くて違和感バリバリなのが気になる。シナリオがよくなったら、アクションがダメになるとか、がっかりさせないでほしい。
インガ役の原幹恵はよっぽどスタッフに気に入られたのか、いてもいなくてもいい役回りなのに、今回も登場。まあ、とにかくガンガン動けるし、使い勝手がいいのはわかる(ただ、流星と友子の関係がボヤけるけど)。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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