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公開国:アメリカ
時 間:118分
監 督:トッド・グラフ
出 演:クイーン・ラティファ、ドリー・パートン、キキ・パーマー、ジェレミー・ジョーダン、コートニー・B・ヴァンス、デクスター・ダーデン、ジェシー・L・マーティン、クリス・クリストファーソン、カーク・フランクリン、デキーナ・ムーア 他
コピー:歌えば心はひとつに!
不景気にあえぐ町、ジョージア州パカショー。沈んだ雰囲気の中、町の教会の聖歌隊が全国大会“ジョイフル・ノイズ”で優勝することを応援することが、人々の楽しみとなっていた。しかし、いつも地区予選止まり。今年こそはと意気込んでいたが、これまで聖歌隊を指導してきたバーニーが突然亡くなってしまう。牧師は、新たなリーダーにヴァイ・ローズ・ヒルを選ぶが、自分が後を継ぐと思っていたバーニーの妻G.G.スパロウは、ヴァイと対立。さらに、ヴァイが正統派のゴスペル・スタイルに頑なにこだわったため、メンバーとの間に不協和音が生じる。そんな中、G.G.の反抗的な孫ランディが現れ、ヴァイの娘オリビアにアプローチし始める。次第に二人の距離が縮まっていくの見て、G.G.とヴァイの仲はますます険悪になっていき…というストーリー。
教会でゴスペルをやってるのは見慣れた光景だが、見た目以上に宗教色が強い。とにかく神様を称えることばかりが繰り返し語られて、ちょっとうんざりする。
ゴスペル映画といえば、『天使にラブ・ソングを…』だが、ああいう愉快さはないし、とにかく演出が中途半端。町中のみんなが楽しみにしているっていう設定らしいが、町中がこの聖歌隊のことに注目している感じが全然伝わってこない。バーニーとG.G.スパロウが夫婦なことに、気づかなかった私。はじめにあっさり死んじゃうから記憶に残ってないし、後で回想シーンになるけど、かなり後なので、結びつかなかった。だって、夫が死んだ後なのに、他のメンバーと同じくらいの悲しみ具合だったんだもの。
結局なんでG.G.が整形し続けるのかもよくわからんし。工具屋の男がなんで、あんなに踊りがうまいのかよくわからんし、スポットを当てるほど彼の心情を描けていない。東洋系の人とせっかく結ばれたのに、相手が死んでしまう黒人女性。彼女に東洋人の相手が続けてできる演出意図もわからんし、その面白さもわからん。
全国大会の途中のホテルで、娘に激昂するヴァイの喋っている内容の意味がさっぱりわからん。夫との不和の理由もいまいちわからん。アスペルガー症候群の息子をわざわざ登場させたが、その障害も、感動の一助になってないし、ステージにあまり貢献していないし。出す意味あったかな…。
G.G.が離脱した後に、秘策を思いついて復帰するくだり。そのトンチが全然おもしろくない。車をぶっとばして飛行機に乗ればベガスでの大会に間に合う…という展開だが、飛行機に乗るシーンはなし。ハラハラさせるつもりがないようだ。
大会の舞台で、突然衣装を脱ぎ捨てて私服になるとか、完全に『天使にラブ・ソングを2』の超劣化版。結構、ヒドいシナリオかも。
さらに、DVDでは、歌に字幕がないの歌の内容がわからない。もう、やる気がないならリリースするな…って感じ。稚拙な作品。
#どうでもいいけど、太った黒人女性が多すぎ。クイーン・ラティファは、出る作品のレベルがだんだん落ちていう気がする。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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