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公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:107分
監 督:ニムロッド・アーントル
出 演:エイドリアン・ブロディ、ダニー・トレホ、トファー・グレイス、ローレンス・フィッシュバーン、アリシー・ブラガ、ウォルトン・ゴギンズ、マハーシャラルハズバズ・アリ、オレッグ・タクタロフ、ルーイ・オザワ・チャンチェン 他
空に放り出され、落下中に意識を取り戻した傭兵のロイス。パラシュートが開き危機一髪で命拾いするも、落下した場所は深いジャングルの中。彼の他にも数人の同じ境遇の人間がいたが、彼らはCIAのスナイパーやロシア特殊部隊の隊員、ヤクザ、連続殺人犯など殺しのエキスパートたち。やがて一同は、自分たちがいる場所が地球ではない別の惑星であり、地球外生命体が狩猟を楽しむために連れてこられたことに気付く…というストーリー。
造形もキャラ設定もストーリー展開も、全てが微妙に至らないクオリティなのが、非常に残念。『AVP』がイマイチだったんだから、観なくても何となくわかりそうなもんだけど、ロバート・ロドリゲスが製作に関わっているということで、私の中でハードルが上がってしまったのだろう。結果からいうと、ロドリゲスの良さも悪さも出ていない。彼が深く関わったように感じられない作品。エイドリアン・ブロディだってロドリゲスが噛んでるから出演したと思うんだけど、彼のキャリア的には損をした感じすらある。
何か違和感を感じる部分が満載のシナリオなのだが、こういう特殊効果バリバリの作品っていうのは、現場での微調整が効かないものなのだろうかね。
一人だけ普通の人っていうのも有り得ないから、普通に考えりゃ殺人医師か黒幕か…しか思いつかないんだけど、ヒネリもなくそのまんまだし。ローレンス・フィッシュバーンの行動が意味不明で、そんなに食料が大事ならはじめから声をかけなきゃいいわけで。わざわざ彼を出す意味もわからない。それに、暗い夜中に、プレデターが2人闘っても、どっちがどっちかわからない。区別がつくような演出をしてほしいし。ラストも同じことが繰り返される…的な感じじゃ、あまりにスッキリ感がなさすぎる。
それに、根本的に『AVP』のようにエイリアン相手のほうが人間よりも闘いがいがあると思うんだよね。グレードダウンしてどうする!(『AVP2』のデキがあまりに悪かったから、同じ路線ってわけにはいかないのはわかるけどさ)
話のギミックは別として、プレデター自体がパワーダウンしているように見えてきているのは、ちょっと今後のシリーズ展開の上で、問題になるかもしれないので、注意してほしいなと思う。
旧作レンタル料金なら何の問題もない作品だと思うけど、プレデター自体に思い入れがない人は新作で借りるのは避けたほうがいいかも(正直、新作で借りなくてもよかったかな…と思っている)。そのレベルかな。
日本の俳優たちは、英語を習得してアメリカにいこうよ(というか、日本の事務所もアメリカのエージェントや俳優組合のことを勉強して、こういうチョイ役くらいには、普通に対応できるようにしようよ)。
#うーん。プレデターのおかげで地球が平和になって助かっちゃうような…(笑)。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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