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公開国:アメリカ
時 間:92分
監 督:オリヴィエ・メガトン
出 演: リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン、ラデ・シェルベッジア、リーランド・オーサー、ジョン・グライス、D・B・スウィーニー、ルーク・グライムス、ケヴォルク・マリキャン、アラン・フィグラルツ、オリヴィエ・ラブルダン、ルネル 他
コピー:迷宮の街 イスタンブール。
悲しいほどの父の愛が、再び暴走を始める。
娘キムを誘拐した人身売買組織を一人で壊滅した元CIA秘密工作員のブライアン。現在は、事件のトラウマを払拭しようとするキムを、車の運転を教えるなどして援助する生活を送っているが、娘の恋人との交際に鑑賞するなどして鬱陶しがられている。ブライアンは元妻レノーアが現在の恋人とうまくいっていないことを知り、二人を海外旅行に誘う。その後、イスタンブールでの仕事を終えたブライアンと、レノーアとキムが現地で合流。しかし翌日、バザールに出かけたブライアンとレノーアは、謎の男たちの襲撃を受け拉致されてしまう。男たちは、二年前の事件でブライアントに息子を殺されたアルバニア人のムラドの部下たちだった。ブライアントは密か携帯電話でキムに緊急事態を告げ、部屋のクロゼットに隠れるようにと指示するのだったが…というストーリー。
前作は非常に愉しませてもらった。しかし冒頭の展開をみると、どうせ、また娘が誘拐されちゃうんでしょ?という二番煎じがプンプンする。さすがにそれはマズいのでは?という感じ。あれだけ海外でイヤな目にあっているのに海外旅行、それも中東って…と。おまけに夫婦だけ別行動とか…。
ああ、ダメかも…と思わせておいて、さらわれるのは夫婦の側という展開に。これは、なかなかのスカしっぷり。さらに娘に救出の手助けをさせる流れに。おまけに手榴弾を街中でブッ放つように指示するとか~。何とか、無理やり続編として意味のある域まで持っていった感じ。
ただ、敵に問題がある。敵のアルバニア人だが、自分の息子が殺されたことで怒りに震えるのはいいが、息子が犯罪組織、それも人身売買組織というみっともない行いをしていたことは完全無視で、復讐の鬼になる。あまりの理不尽さに呆れるレベル。その理不尽さを狂気のレベルまで発展させれば、逆にとてつもない恐怖に繋がるのだが、普通の武装集団以上に描けてはいない。
さらに、妻救出のために、単独行動をしなければいけない理由はない。娘の身柄確保だけでなく、支援を要請することに何の問題もないはず。前作では、バックアップ協力をしてくれた相棒は、今回は電話しても不在か、大使館への連絡しかしていない。このあたりもうまく活用すれば、もっと盛り上がったかもしれない。
結局、敵のボスの小物っぷりを発揮して終焉。盛り上がりに欠けてしまった。復讐の連鎖…というオチ以上に、もう一枚、ストーリー上の仕掛けが欲しかった。
リーアム・ニーソン演じる引退したロートル工作員というキャラクターは、結構魅力的なので、これが最後というのはもったいない気がするのよ。娘のマギー・グレイスも妻のファムケ・ヤンセンも老けすぎだし、続編をつくるなら家族から離れたストーリーにしたほうがよいのかもしれないが、かといって、このキャラクターが家族のピンチ以外に力を振るうとも思えないし。そうだ、次にさらわれるのは孫だな(笑)。
でも、孫が先天性の病気で96時間以内に治療しないと云々…っていうのはNGね。
#96時間関係ないやん!と思うだろうが、邦題の勇み足だから仕方が無い(笑)。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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