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 image2123.png 公開年:2001年
公開国:アメリカ
時 間:90分
監 督:ブレンダン・マロイ、エメット・マロイ
出 演: ジェイソン・ロンドン、リー・メジャース、A・J・クック、ヴィクトリア・シルヴステット、ライオ田原、ウィリー・ガーソン、ザック・ガリフィナーキス、デヴィッド・デンマン、デヴィッド・ケックナー、フレックス・アレクサンダー、デレク・ハミルトン 他
コピー:偶スノーボード・パークと愛する人を守るため、ボーダー達の熱い闘いが、今、始まる。




アラスカの山岳地帯になる小さな街ブル・マウンテン。リックと仲間達は、そこでスノーボードに明け暮れる毎日を過ごしている。しかし、リックは2ヵ月前バカンスに行ったメキシコのリゾートで出会い、3週間だけ付き合ったアンナ子のことが忘れられず、次の恋に踏み出すことができずにいた。そんなある日、街のオーナーが心臓発作で急逝。リゾート開発業者のメイジャーが街の買い手として名乗りを上げ、リゾート地として再スタートさせるために、どんどん街を変貌させていくのだった。リックたちもメイジャーの下で働くことになったが、街の変貌ぶりに違和感を覚え、不満を抱くようになる。そんな中、メイジャーの二人の娘がやって来くるのだが、そのうちの一人があのアンナだった…というストーリー。

スノーボードをやっているか、酒を飲んで悪ふざけをしているかの毎日を繰り返している若者集団。元々、パンツをズリ下げ、半ケツ・酩酊状態で、スキーを楽しんだ伝説の老人“パパ”が、先住民をだまくらかして手に入れた山。その精神を脈々と受け継いでいる彼らはある意味、正当な後継者といえる。彼らがどうやって食い扶持を稼いでいるのか疑問だけど(ホテルで働いているのはわかるけど、まともな給料を貰えるような働きぶりには見えない)、まあ、とにかく楽しいそうではある。

ジャケットを見る限り、陳腐なおふざけB級映画に思えるのだが、キャラクター設定が案外細かく、かつメリハリがあるので、なかなか面白い。みんなバカなんだけど、バカはバカなりに特徴があって、バカのハーモニーはなかなか観ごたえがある。なぜこの手のおふざけコメディのアメリカ映画には、髭面で下品なキャラクターが必ずでてくるのかは不明だが、彼の破天荒というかアスペルガー症候群ぎみの浮きまくったキャラが、一番、いい味を出している。

主人公リックの恋愛がらみの話と、山の存亡のストーリーの二重構造。ただ、新オーナーの娘が例の忘れられない娘…という設定は良しとしても、リックもアンナも、あれは過去のことと割り切ってみたり、距離を縮めてみたりと、どういう方向にしたいのか観ていてもよくわからず、中途半端。後だしで車椅子の現在の彼氏を出して、さらにグダグダになった印象。セスナで飛んでいくところは、一つの山場のはずなのだが、全然盛り上がらない
一方の山の存亡ストーリーは、ラストに新オーナーを襲撃する展開に。彼の手法が気に喰わないから反抗するのはわかる。でも、単に彼を追い出しても、経済的な問題は解消するわけではない。なんか、そちらも解決できるような、オチにしないといけないのではなかろうか。各娘とも母親が違うという設定なのだから、地味に娘も結構な資産を持っていて、娘が父親に愛想を付かして且つリックの仲間とくっつくことで、彼女が資金を出す算段がつく…とか、考えれば色々、展開させる方法はあったろう。

まあ、シナリオの稚拙さを補う方法を考えればキリが無いのだが、最後までバカを通せたことで、それなりに飽きずに観ることはできた。及第点ギリギリ。100円レンタルなら、まあギリギリ許せる範囲。
#エンドロールのNGシーンはセンスがない…。

 

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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