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公開年:2005年
公開国:アメリカ
時 間:102分
監 督:アンジェラ・ロビンソン
出 演:リンジー・ローハン、マイケル・キートン、マット・ディロン、ブレッキン・メイヤー、ジャスティン・ロング、シェリル・ハインズ、ジミ・シンプソン、ジル・リッチー、トーマス・レノン、ジェレミー・ロバーツ、E・E・ベル 他
コピー:彼の名は、ハービー。人の心を持った魔法のクルマ。愛するオーナーに幸せを運ぶ…。
レーシングチームを経営する一家で育ち、自分もいつかはレーサーになることを夢みたいたマギー。しかし、数年前に事故を起こして以来、レースに出場することを禁じられ、大学卒業後はTV局へ就職することが決まっていた。卒業式を終えた彼女は、父から車をプレゼントしてもらうことになり、訪れた廃車場でスクラップ寸前のワーゲンを見つける。ところが、マギーがそのワーゲンのエンジンをかけた途端、勝手に猛スピードで走り始め…というストーリー。
どうも昔から、アメリカでは“ハービー”シリーズというのがあるようだが、私はまったく知らない(懐かしいとかそういう感慨は一切なし)。
感情のある車が…というストーリーなんだだけど、映画としては『ベイブ』とか『レーシングストライプ』とかを同系統の話だと思う。ダメなペット(車ね)がイヤな奴に馬鹿にされちゃっうんだけど、仲間の協力と愛情を受けて、一生懸命、レースやらコンテストやらステージやらを健気にがんばるというプロット。アメリカの映画では多いパターン。
チームの仲間が一致団結してハービーをメンテしていくシーンとか、お約束展開のオンパレード。もちろん容易に展開の予想はついちゃうんだけど、テンポがいいので、先回りさせて興醒めさせるヒマを与えない。それにいろんなところで差し込まれるBGMも懐かしくて(というか洋楽に詳しくない人でも知ってる曲で)高揚する。
リンジー・ローハンのファンを対象にしたアイドル映画みたいな感じもするけど、吹替え音声の土屋アンナが予想外に良かったせいか、ぜんぜん許容範囲。ハスキーな感じで耳当たりが新しかったし、リンジー・ローハンの演技自体が学芸会チックな感じのためか、それほど声優スキルがなくても全然違和感がなかった(叫ぶシーンも多かったし)。これまで彼女が携わった映画の仕事の中で一番のデキなんじゃないかな。
私、車にはあんまり興味もなくてワクワクしない方なんだけど、それなりに楽しめた。アニメ版の『マッハGoGoGo』のスタッフが誰ひとり車の免許を持っておらず、逆に現実にはありえないダイナミックさを表現できた…というエピソードは有名だけれど、本作のハービーの動きもそんな感じ。逆にモータースポーツに興味のない人間のほうが愉しめるんだと思う。まあ、『カーズ』なんて映画もあったくらいで、ディズニーらしいっちゃあディズニーらしいってことかな。
ジャケットからして女の子向けと思われるかもしれないけど、案外男の子向け。そりゃあ1800円払って劇場で観た日にゃあ、頭にくるかもしれないけど、旧作レンタル料金なら余裕で満足できるレベル。気楽に陽気な時間を過ごすには最適な作品だと思う。まさかの軽くお薦め。
#ああ、今週は当たり映画ばっかりでラッキーだなぁ…。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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